さて、アラジンの魔法の絨毯という完璧な狙い目のやつが乗れなかった後(その話はこちら)しばらく悩みました。

ボビーはキャラクターには興味が無い子だし、たぶんミッキーマウスは認識できるけれど、他は認識していないし、激しいのはダメでしょ?ショーも無理。まだ暑さが残る時期でした。


ボビーは暑さに弱いんです。

これも自閉症の子にありがちな問題です。体温調整の感覚がちょっと違うんですよね。それで暑がり方が異常だったり、冬に裸になってしまったり難しいんですよ。

こんな風にまたちんたら歩いていると…

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そんでリトルマーメイドのラグーンみたいな建物に入りました。

これが正解でした。

薄暗い室内、サイケデリックな照明。センサリー(感覚統合)の問題が多い子にはここおススメします。ここでやっと落ち着きを取り戻し始めました。

そして乗り物をいくつか試してみましたが、唯一乗れるのがありました。クラゲが上下するやつです。これがまた全然人気無くて、すぐに2回も乗れました!おススメ!

しかしマイキーが言いました。


「これつまんない。僕、人気のやつ乗りたいよ。」

そうなんですよね。きょうだい児(障がい児の姉妹兄弟のこと)というのは可哀想な思いをさせてしまうことが度々です。そこで決めました。オット君とマイキーはファストパスも取って、多少長い列に並んでもいいから人気のに乗る。私はボビーと適当に過ごす。もう私は何でもいいから。

しかしこれは思ったよりも大変でした。
私は待っている側ですからね。何時間も。時間が流れるのが止まってしまったんじゃないかと思うくらい長く感じました。

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今でもそうなんですけれど、ボビーはこちらが常に声掛けをしないと真っ直ぐ歩けない。何度でもトイレを要求する(何かと暗く狭いところに隠れたい)。立ち止まったり何かを嫌がったりしていても理由がわからない。そんな子なんです。

オット君とマイキーが2つくらい楽しめた後、言いました。


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そして、せめて1つくらい、家族みんなで楽しめるのに乗って、それでヨシとしないかと提案しました。みんな賛成でした。

前回、ウォルト・ディズニーの人生が面白いというのをちょっと書きましたが、「親も子も一緒に楽しめるところを作りたい!」というのが本来のディズニー氏の構想だったわけです。

興味がある方は、こちらをご覧ください。
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの入園者数データです。
http://www.olc.co.jp/ja/tdr/guest/profile.html

年代別来園比率が、大人40歳以上、大人18~39歳、中人(中高生)、小人(小学生以下)と分かれていますが、2018年度の小人は、なんとたったの15.2%なんです。2011年度をみると18.3%です。そして大人(40歳以上)が増加しております。そうです。
つまり…


東京ディズニーリゾート高齢化!

歩いていてそんな気はしたんだよね…。まあ儲からないと商売にならないからあれなんだろうけれど、子供向けの施設では無くなってるのはこういう背景もあるのかね?

さてマップを広げてみました。
事前に大丈夫そうなアトラクションはネットで調べてはいましたが、細かいことまではわかりません。当日にボビーがどういう反応をするかもわかりません。でもまあ「幼児」が大丈夫なとこならいいだろうと。知能テストだと1,2歳って出る子ですけど。笑

ありました。4人揃って乗れそうなのが。


しかしこれが大間違いでした。

(続く)