前回は2001年のハワイ行き、そして9/11が起きたまでの話をしました。(ココ)
テロが起きたのは朝でしたので、私はちょうど出勤したとこでした。当然ニュースは観て無くて、しばらくすると、オフィスの人たちがザワザワしはじめました。
どうやらニューヨークで飛行機がビルにぶつかったらしい。その時は何がなんやらでした。
そのうち、かなり大変な事になっていることが分かってきました。そしていくらもしないうちに、すぐにビルから出るように言われました。

働いていたのはホノルルのダウンタウンにある高層ビルでした。外に出ると、ダウンタウンで働く人が、ゾロゾロ出てきていました。結局その日は家に帰るように言われました。バスは混雑していたので、トボトボ歩いて帰りました。30分くらいかかるけれど、歩けない距離じゃなかったんです。
一方、オット君はワイキキビーチを歩いていました。
当時アメリカで唯一のモスバーガーがあったので、ルンルン気分でそこに向かっていたそうです。

朝のニュースを観ておらず、ニュースペーパーの販売機を見かけ、何かのジョークの合成写真?と不思議に思いながら歩いていると、他の新聞も同じ写真…そこで道にいる人に「何ですかこれ?」って聞いて知ったそうです。慌てて新聞買って、モスで食べながら読んだそうです。
ショックのあまりに、折角のモスバーガーは楽しめませんでした。
なにせ自分たちもボストン発のアメリカンエアラインに10日程前に乗ったばかりでしたからね。
そしてまだその時点では、何が起こっているのかもわからず。オット君の家族はみんな東海岸ですから、不安なんてもんじゃないですよ。
もちろんハワイの人たちも、かなり緊張が高まっているようでした。遠いのにどうしてかって?
パールハーバー。
ハワイの人にとっては、まずそれが頭に浮かぶわけですよ。
家に帰った後は、もうテレビをずっと観ていました。
想像以上の被害…とにかく何がなんだかでした。

私の仕事はまたすぐ普通に戻りましたが、誰しもに緊張感がありました。
9/11の後、しばらくハワイは観光産業が大打撃で失業率が上がり、全体的に厳しい状況でしたが、オット君もコンサルティングの仕事に就けました。
世間では「自分たちアメリカンは負けないぞ!」っていう連帯感が高まっていました。アメリカ生活2年目でしたが、私にも「愛国心」が芽生え始めていました。
今こうやって暮らさせてもらってるだけでもありがたい…頑張って行こう!
しかしそんな気持ちが踏みにじられるのです。
つづく
ランキング参加してます!




テロが起きたのは朝でしたので、私はちょうど出勤したとこでした。当然ニュースは観て無くて、しばらくすると、オフィスの人たちがザワザワしはじめました。
どうやらニューヨークで飛行機がビルにぶつかったらしい。その時は何がなんやらでした。
そのうち、かなり大変な事になっていることが分かってきました。そしていくらもしないうちに、すぐにビルから出るように言われました。

働いていたのはホノルルのダウンタウンにある高層ビルでした。外に出ると、ダウンタウンで働く人が、ゾロゾロ出てきていました。結局その日は家に帰るように言われました。バスは混雑していたので、トボトボ歩いて帰りました。30分くらいかかるけれど、歩けない距離じゃなかったんです。
一方、オット君はワイキキビーチを歩いていました。
当時アメリカで唯一のモスバーガーがあったので、ルンルン気分でそこに向かっていたそうです。

朝のニュースを観ておらず、ニュースペーパーの販売機を見かけ、何かのジョークの合成写真?と不思議に思いながら歩いていると、他の新聞も同じ写真…そこで道にいる人に「何ですかこれ?」って聞いて知ったそうです。慌てて新聞買って、モスで食べながら読んだそうです。
ショックのあまりに、折角のモスバーガーは楽しめませんでした。
なにせ自分たちもボストン発のアメリカンエアラインに10日程前に乗ったばかりでしたからね。
そしてまだその時点では、何が起こっているのかもわからず。オット君の家族はみんな東海岸ですから、不安なんてもんじゃないですよ。
もちろんハワイの人たちも、かなり緊張が高まっているようでした。遠いのにどうしてかって?
パールハーバー。
ハワイの人にとっては、まずそれが頭に浮かぶわけですよ。
家に帰った後は、もうテレビをずっと観ていました。
想像以上の被害…とにかく何がなんだかでした。

私の仕事はまたすぐ普通に戻りましたが、誰しもに緊張感がありました。
9/11の後、しばらくハワイは観光産業が大打撃で失業率が上がり、全体的に厳しい状況でしたが、オット君もコンサルティングの仕事に就けました。
世間では「自分たちアメリカンは負けないぞ!」っていう連帯感が高まっていました。アメリカ生活2年目でしたが、私にも「愛国心」が芽生え始めていました。
今こうやって暮らさせてもらってるだけでもありがたい…頑張って行こう!
しかしそんな気持ちが踏みにじられるのです。
つづく
ハワイの職場環境が最高過ぎ
ランキング参加してます!





コメント
コメント一覧 (4)
911を思い出した人も多かったのではないでしょうか。
今日のCheeさんの記事は、
その911当時のアメリカの様子がとってもリアルに伝わってきました。
そんなシリアスな内容でも
「フラットではないテレビ」
とユーモアを忘れないのが素晴らしいですね。
確かに。。。
2003年にうちの長男が生まれたとき
箱型テレビだったから2000年はもちろんフラットでないテレビでした。
忘れてました。
そんなに時間がたったのですね、あっ、19年かあ~。
早いなあ。
あまりの衝撃に朝テレビにくぎ付けになり、会社遅刻したんです。(バカです)
遠く離れたオーストラリアでも、しばらくは重い不安な空気になりました。
当時、オーストラリアはアメリカに追従しており、このまま戦争に突入していくのかなぁと不安でした。