歯科難民となってしまった私たち。(その話はコチラ

そこでボビーの私立の自閉症専門の学校に相談して紹介された小児歯科クリニックは、70年代の古いオフィスビルの1室でした。看板があるわけでも無く、口コミで聞かなければ知る事が無いような場所です。

待合室は小児歯科の割にはかなり簡素でした。

一方、看板や広告も派手なパプースのとこは、いかにも小児歯科やってまーす!って感じ。
待合室の照明も明るく、診察室の壁にも派手な絵だらけ。
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普通の子なら楽しめると思うのですが、ボビーには苦痛だったと思います。
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それからすると、どこのオフィス?
みたいな小児歯科。女性が1人待合室に座っていました。
とっても静か…治療してんのココ?

しばらくすると、4歳くらいの男の子が先生と出てきました。手にはご褒美の小さなおもちゃ。
子供は笑顔満面、母親らしき人は説明を受けて帰っていきました。

あんな小さい子も独りで入らせるとこなんだ…。

先生はそのまま私たちの方に来ました。
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ううっ!


目力が強い!

な、なんだ…怒っているのか?
ニコリともしないぞ。


眼が、クッ……逸らさねば…

逸らさないとヤバイ!


待てよ…なんか手から出てないか?…


…ウウウ…

くらい不思議な印象の先生でした。

クラクラしながら挨拶した後、先生は言いました。

「お母さんとお父さんは待合室にいてください。」

先生は言葉数少なく、診察室のドアを開けました。

すると…

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エエエエエエエエエ!!!!

あのボビーが吸い込まれて行った!!


自ら!


こ、これは!

ラスベガスにいる奴!

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オット君と私は待合室でしばらく唖然としたままでした。

しかも静かなんです。騒ぐ声が聞こえない。

しばらくすると助手がやってきました。

「お部屋の外からですがご覧になりますか?」

そこでまた驚きました。

こんな歯医者見た事ないんだが。
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そしてボビーが何の押さえも無く、ジッと座っている…!

オット君と私は思わず顔を見合わせました。


あのね。こういうとこなんですよ。

私たちが一般的に「効果的」と言われてやっている療育テクニックが、本当に「効果的」なのかって疑ってしまうのは。

…この先生、言葉も発せず、絵カードも説明も無しで、アッサリやってしまった。

ボビーは普段、ガラーンとした場所では落ち着かずに、壁沿いに歩きまわってしまうような子なんですよ。なんかそういうプログラムのルンバみたいになってしまう。

ところがこのやけに広々した診察室の真ん中にある椅子に、リラックスして座っている…。

衝撃映像ですよ!
何やったんだよ先生!笑
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照明は控えめで、自然光がたくさん入っていました。それから先生も助手もとても静かであまり喋らず、できるだけ音を立てないような動きでした。

ボビーが大人しく先生と出てきた時、オット君が思わず、

「先生、何者ですか!?」

みたいな質問をしました。笑


確か、海外ボランティアで子供たちを診ている時に、スペシャルニーズの歯科に興味を持って、それ以来そこを専門としているという話でした。

なんか凄いわ。

今のところ、3回通っています。
毎回全く問題無し!

まあ、虫歯が無いからかもしれませんけれどね。

あった場合にどうなるのか?
またパプースになるのか?

そこはわかりませんが、とりあえずはこの先生で続ける予定です。

というわけで歯医者シリーズ、ここにて一旦終了です!

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