民主党の大統領候補で最近話題になっている
エリザベス・ウォーレン氏(Elizabeth Warren)
ここマサチューセッツ州選出の上院議員です。
ウィキペディア

Business Insiderより


実は私は随分前から、彼女の考えに影響を受けています。2005年頃だったかな。彼女の有名な著書、

The Two Income Trap
Why Middle-Class Parents are going broke
(なぜ中間層の親たちが金欠になるのか)

を読んだんですよ。その時衝撃を受け、その後の人生を考え直したんです。

私とオット君は、1ベッドルームの小さなアパートに住んでいました。
ハーバード大学の近く。

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よくいえばこじんまり…洗濯機は地下室のコインランドリー、車は路駐、バスルームもキッチンも激狭、廊下の一部をオフィスみたいにして使うほどの小さなアパートでした。

築100年くらいのレンガの集合住宅で、しょっちゅうあちこちおかしくなる建物で、ネズミも出ました。家賃は最初に借りた時は1300ドルでした。毎年25ドルくらいジワジワ上げられてはいましたが、これでもかなりお得な方でしたし、もっとゲロゲロなところに住んでいたこともあるので、それなりに快適で5年ほど住みました。

そして共働きで子供もいなかったので、お金持ちでは無いけれど安定した生活は送っていました。

そして気が付くと30代に。w

しかも当時はどんどん住宅バブル(サブプライム)が加速していました。
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オット君、これからどうする?郊外に家でも買う?
でもさ。郊外に家を買うって事は、車が2台いるよね。
もっとお金もかかるよね。アメリカの会社は電車賃も出ないから、公共交通を使ってもかなりお金かかるよね。
子供ができて、私が仕事をセーブするようになったら、そんな費用、賄えなくなるよね。アメリカの保育料ってべらぼうに高いよね。二人共、まだ学費のローン返しているよね。

詰んだ。

そこで出会ったのが、エリザベス・ウォーレン氏の本だったのです。
(宣伝みたくなってきたw)

内容をサラッと言うと、

一世代前は、今の世代よりも学歴が無くても、ごく普通の仕事でも、1収入でも結婚して家を買って子供を育てられたのに、今は2収入でも厳しくなっている。これはどういうことなのか?というのを、社会的背景やデータを交えて説明している本です。

高学費、高住宅費、高医療費、高保育費、高保険費、車社会加速…そして2インカムで回すと、1インカムが倒れた時に共倒れする。

若者の浪費のせいでは無い!
政治で変えていかなければいけない!


今でこそ、みんな、


知ってる。

って感じですが、当時ここまでズバリ書いた本は斬新でした。

すごいなこの先生!
って思って、自分たちの生活を考え直したんです。とにかくこの2インカムトラップに嵌らないようにしよう、と。
身の丈にあった生活をし、さすがに1インカムで生活はきついけれど、1.5インカムくらいでも回せるようにして、いざと言う時の貯蓄もしておこう、と。

オット君にも本を読ませました。

うん。そうだな。僕もそう思うよ!
でもこの1ベッドルームじゃ、さすがに赤ちゃんは無理だよね…。せめてもう一部屋あればね…。

そこで近郊で2ベッドルームの賃貸を探し始めました。

でもこの辺の賃貸って、だいたいこういう2世帯とか3世帯スタイルなんです。
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子供育てるのにちょっと厳しいよね。ドシドシ音もするだろうし…1階ならまだ良いかもしれないけれど、夜中泣くわけだよね…しかも高い。(今の相場は2300ドル!)

みんなどうしてるの??

オット君…これはかなり慎重に計画を立てねばだよ。

そんなある日、
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その話はこちら:ただいまボストン!


私にとってはものすごいショックでしたが、もしかしたらこれはトラップから逃れる方法ではないか?とも考えました。

常に前向き!w

実際、東京生活が安く思えました。福利厚生は良いし、医療費も安いし、ボストンと同じくらい賃貸は狭いけれど、ちゃんと家族が住める設定になっているのに、家賃はそんなに高くない。自動車無しでも暮らせる。物価も低い。


よっしゃ!もうここは割り切って子育てに集中だ!
トラップから逃れたぞ!


そしてここに繋がっていくんです。

自閉症に気付いた時の話

まさかの。
人生って予測できない。w

ウォーレン氏のいいところはね。
彼女も夫の転勤で専業主婦になった経験がある。
それから元々は言語聴覚の勉強をしていた人なので、スペシャルニーズの先生経験もある。
子供を産んだ後に大学行き直して法学博士になり、特に消費者保護や破産法など、庶民を守る系に強い。
離婚経験もある。

つまり私たち、普通の主婦たちがぶち当たる人生の壁をわかっている!
そしてここまで昇り詰めている!

私は大統領に相応しい人だと思っているよ。



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