今日は土曜日で、いつも通りボビーに会いに行きました。365日寮生活の子でも、実はいつでも家に連れて帰れます。週末は家で過ごす子もいます。しかし、ボビーはまだまだそのレベルではありません。なので今日はその話をします。
ボビーの寮生活が始まったのは去年のクリスマスからです。そう…去年の今頃は地獄でした。もう考えるだけで辛いので、まだブログには書けませんけど…。
私もオット君も痣だらけ。私は顔や腕に引っ掻かれたり、噛みつかれた傷だらけでした。私自身も救急で抗生剤もらう事もしばしば。マイキーはボビーを怖がり、泣いて部屋に引きこもる…。私たちの睡眠時間は数時間。救急車に何度も乗り、病院から病院へ飛び回り…。
それでも筋トレしてたけどね!w
ここまで来ても、学区はなかなか寮生活を認めてくれませんでした。こんだけ私たちがボロボロになっても。
酷いでしょ?
あ。アメリカの寮生活の自閉症学校って自費だとどのくらいかかるかっていうと、たぶん年間2000万円から2500万円です。w
え?これ聞いて気が変わった?
お前ら親が頑張れよって?w
そういう事なんですよ。福祉というのはこういうことなんです。私たちだってボビーと一緒に暮らしたいですけれどね。この辺よね。
しかしボビーをそのままにしとけば、その学費以上の医療費も掛かる。ボビーだけでない。私たちもケガや病気する。下手したら他人も。将来的にもっと手が掛かり、もっと費用も掛かる。
今のうちから徹底的に教育をするのが、短期的にも長期的にも正解なのよ。
でもさ。親はもちろん辛いよ。
辛いなんてもんじゃないよ。涙
私たちのケースでは、実はまだ学区は渋っていて、ボビーの寮生活は毎年交渉しないと認められません。
私とオット君、そして学校も医者も弁護士も、学区に「この子はまだまだ家に連れて帰れる状態では無いですよ。」って言っているのに聞き入れません。
それどころか、私たちに頻繁に家に連れて帰るようにプレッシャーかけて、その記録を要求してきます。
「ほら、家でいい子にできるんだから、寮から出せよ!」って言いたいわけ。
なので辛抱強く困難の記録(証拠)を残しています。
アメリカではこういうのが大事になります。
今日はマイキーはおじいちゃん、おばあちゃんちに行っていて、家が静かなので、ボビーと家でまったりするには丁度良い日でした。ボビーはチキンとコーンのランチは食べてくれませんでしたが、ピーナツバターサンドイッチは食べました。

真ん中から食べる派。
そしてその後は、シェルどんと遊んでご機嫌でした。

私の顔を覗き込んで、ウフフフフ!みたいにニコニコして、本当に可愛らしかったの。
こんなにカワイイのに。
今日からでもまた一緒に暮らしたい!
そんな時間を過ごしていました。
しかし!
家に着いてから90分後くらいかな。
突然、ボビーがバタバタとトイレに行きました。
数分後、
ウォーーーーーーー!
と悲痛の叫び声が聞こえました。
オット君がトイレを開けると、真っ暗(ナイトランプのみ)の中、頭を抱えて泣いていました。私も慌てて駆け付けると、暴れ始めていました。

後ろ回し蹴りで、ドアをガンガンキックしたので、

ドアノブで壁に穴が開いていました。
学校からはこういう状態になったら、すぐに連れ戻すように言われています。なので準備をしようとしましたが、暴れる暴れる。
私たちに掴みかかり、キッチンのオーブンをバーンと開け、マイキーの野球のグローブなど、その辺のものを投げまくりました。そして車に乗せても、まだ暴れ、私の運転中も後ろからなんか飛んできました。
背中をバコーンと蹴られる時もあります。
そのくらいじゃビビらず運転できる技術がついた。w
オット君も協力して、どうにか学校に戻しましたが、ロビーでまだひっくり返っていました。先生が来ると、少し落ち着きを取り戻しましたが、どうしてこうなったのかはサッパリわかりませんでした。
そうなんです。私たちがいくらペアレント・トレーニングを受けていても、こういうのはもうその上の次元なんですよ…。
そのちょっと前にも、こうやっていきなりひっくり返られたし。

11歳の男の子ですからね。
もう徐々に体格も良くなってきています。
今日も遊びながら、肩幅が出て来たな~と思っていたところでした。
反抗しているってのもあるでしょうね。
オット君はちょっと恐怖も感じたと言っていました。
私もです。
うちのキッチン…包丁は戸棚にしまってあります。

一番左のが普通の包丁。カバー付きで戸棚に入っているやつ。

でもさ、サッと何かを切りたい時もあるでしょう?
なのでお子様用のプラスチックの食育おもちゃナイフを代わりに置いています。
こんな生活なんです。
今日はちょっと落ち込んでいます。
でもね。
ボビーを送った帰りにタダの自転車拾った~!

こんな生活なんです。


ボビーの寮生活が始まったのは去年のクリスマスからです。そう…去年の今頃は地獄でした。もう考えるだけで辛いので、まだブログには書けませんけど…。
私もオット君も痣だらけ。私は顔や腕に引っ掻かれたり、噛みつかれた傷だらけでした。私自身も救急で抗生剤もらう事もしばしば。マイキーはボビーを怖がり、泣いて部屋に引きこもる…。私たちの睡眠時間は数時間。救急車に何度も乗り、病院から病院へ飛び回り…。
それでも筋トレしてたけどね!w
ここまで来ても、学区はなかなか寮生活を認めてくれませんでした。こんだけ私たちがボロボロになっても。
酷いでしょ?
あ。アメリカの寮生活の自閉症学校って自費だとどのくらいかかるかっていうと、たぶん年間2000万円から2500万円です。w
え?これ聞いて気が変わった?
お前ら親が頑張れよって?w
そういう事なんですよ。福祉というのはこういうことなんです。私たちだってボビーと一緒に暮らしたいですけれどね。この辺よね。
しかしボビーをそのままにしとけば、その学費以上の医療費も掛かる。ボビーだけでない。私たちもケガや病気する。下手したら他人も。将来的にもっと手が掛かり、もっと費用も掛かる。
今のうちから徹底的に教育をするのが、短期的にも長期的にも正解なのよ。
でもさ。親はもちろん辛いよ。
辛いなんてもんじゃないよ。涙
私たちのケースでは、実はまだ学区は渋っていて、ボビーの寮生活は毎年交渉しないと認められません。
私とオット君、そして学校も医者も弁護士も、学区に「この子はまだまだ家に連れて帰れる状態では無いですよ。」って言っているのに聞き入れません。
それどころか、私たちに頻繁に家に連れて帰るようにプレッシャーかけて、その記録を要求してきます。
「ほら、家でいい子にできるんだから、寮から出せよ!」って言いたいわけ。
なので辛抱強く困難の記録(証拠)を残しています。
アメリカではこういうのが大事になります。
今日はマイキーはおじいちゃん、おばあちゃんちに行っていて、家が静かなので、ボビーと家でまったりするには丁度良い日でした。ボビーはチキンとコーンのランチは食べてくれませんでしたが、ピーナツバターサンドイッチは食べました。

真ん中から食べる派。
そしてその後は、シェルどんと遊んでご機嫌でした。

私の顔を覗き込んで、ウフフフフ!みたいにニコニコして、本当に可愛らしかったの。
こんなにカワイイのに。
今日からでもまた一緒に暮らしたい!
そんな時間を過ごしていました。
しかし!
家に着いてから90分後くらいかな。
突然、ボビーがバタバタとトイレに行きました。
数分後、
ウォーーーーーーー!
と悲痛の叫び声が聞こえました。
オット君がトイレを開けると、真っ暗(ナイトランプのみ)の中、頭を抱えて泣いていました。私も慌てて駆け付けると、暴れ始めていました。

後ろ回し蹴りで、ドアをガンガンキックしたので、

ドアノブで壁に穴が開いていました。
学校からはこういう状態になったら、すぐに連れ戻すように言われています。なので準備をしようとしましたが、暴れる暴れる。
私たちに掴みかかり、キッチンのオーブンをバーンと開け、マイキーの野球のグローブなど、その辺のものを投げまくりました。そして車に乗せても、まだ暴れ、私の運転中も後ろからなんか飛んできました。
背中をバコーンと蹴られる時もあります。
そのくらいじゃビビらず運転できる技術がついた。w
オット君も協力して、どうにか学校に戻しましたが、ロビーでまだひっくり返っていました。先生が来ると、少し落ち着きを取り戻しましたが、どうしてこうなったのかはサッパリわかりませんでした。
そうなんです。私たちがいくらペアレント・トレーニングを受けていても、こういうのはもうその上の次元なんですよ…。
そのちょっと前にも、こうやっていきなりひっくり返られたし。

11歳の男の子ですからね。
もう徐々に体格も良くなってきています。
今日も遊びながら、肩幅が出て来たな~と思っていたところでした。
反抗しているってのもあるでしょうね。
オット君はちょっと恐怖も感じたと言っていました。
私もです。
うちのキッチン…包丁は戸棚にしまってあります。

一番左のが普通の包丁。カバー付きで戸棚に入っているやつ。

でもさ、サッと何かを切りたい時もあるでしょう?
なのでお子様用のプラスチックの食育おもちゃナイフを代わりに置いています。
こんな生活なんです。
今日はちょっと落ち込んでいます。
でもね。
ボビーを送った帰りにタダの自転車拾った~!

こんな生活なんです。
コメント
コメント一覧 (10)
自閉さんや精神さんの暴れ方って、キレる、とかじゃなくて何ていうか野生の力っぽいと感じます。
生命の危機ゆえに本能がパニックみたいな勢い
そんな状況じゃないはずなのに
怖いですよね、周りは敵に見えてるんでしょうし
深ーく噛まれたとき、こっちの野生も一瞬目覚めました、汗。やべぇっ!こいつっ!!て
こっちからやり返したりせずに済みましたが、もう何とも…
お疲れ様です
友達が障害児の施設で働いていて時々怪我をしていました。この間は2人揃ってあちこち流血していて、女の子なのに顔にも傷を負っていました。家庭ではどのような状態なのでしょうか、友達のことも親御さんのことも心配になります。
こちらは専門の学校がないので、そういう学校で教育受けられてうらやましいです。ボビーくんが落ち着くまで寮生活できるといいですね。きっといつか落ち着くときがきます。
私の旦那の一つ下の弟、46歳。19歳くらいから筋金入りの重症バイポーラ。今も治療中、数年に一度の発作は警察、犬、ペッパースプレーで保護。その度にドアは壊され、細々と彼が築いてきたものも失う。筋肉あるし、体が縦にも本当に大きいからご両親では無理で...。強い薬のあと待つのはbear's denの終わりのない日々。
きょうだいたちはみんな家庭を築いて、実家に集まれば増えて行く小さな命たち。でも彼だけ独り。
ボビー、早期教育と支援で、あと5分、10分とちょっとずつでも長く、一番好きなおうちで心安く過ごせますように。君が愛されていることを、いつも誰かが伝えてあげられますように。
マイキーのサンタへのリクエストなんだろうな。
で、やっぱりお母ちゃんムキッてないとな!!!
応援してるから!!!!
応援してるって言いたいだけじゃあああああ
パワー!!