Saltbox|エクストリーム自閉症育児絵日記

米国東海岸の郊外の一家。 難易度高めの自閉症児ボビー、オモシロ定型児マイキー、マイペースなオット君、保護猫シェルどん、そして私、Cheeは自由過ぎてエクストリーム!

カテゴリ: シェルどん

今日もボビーを1時間半ほど家に連れて来ました。学校で散髪してもらっているのですが、マルコメ君になっていました。ボビーは目がまん丸でまつ毛ワサワサ、眉毛はしっかりだから、あれだ。マルコメ君って言うより、アニメの一休さん!あれそのもの。それでね。今日一番嬉しか ... 続きを読む
今日もボビーを1時間半ほど家に連れて来ました。

学校で散髪してもらっているのですが、
マルコメ君になっていました。

ボビーは目がまん丸でまつ毛ワサワサ、眉毛はしっかりだから、あれだ。マルコメ君って言うより、

アニメの一休さん!
あれそのもの。

それでね。今日一番嬉しかった事!
いつも通りシェルどんに挨拶をした後、
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シェルどんの頭にキスして、
"How are you? How are you? How are you?"
って歌ったんです。

かわいすぎ。

質問形なんて言えない子よ。
普通の会話で無く、なんかの歌のフレーズのようだったけれど、それでも場に適切な言葉が出たんです。

なんなのモフモフパワー!

その後もいくつかアクティビティができました。

この前書いた通り、オット君が変わり、私が読んできた普通のABA以外のセラピーの本にも目を通し、私の言わんとしてきた事を真剣に考えるようになり、話がとうとう通じるようになったんです。

とにかく試しに色々やって、反応を見ようじゃないか!って賛同してくれたの。

これから少しずつその話を紹介していきます。

あとね。今日はマイキーはおじいちゃんちに行っていたんです。これも上手くできた理由の一つだと思います。

ボビーは定型のきょうだいがウロウロしていると、全くやろうとしない問題があるんです…。たぶん彼の中でも思うところはたくさんあるんでしょう。

ああ見えて一休さんみたいに実は深く考えているのよ。


今日もう1つ良かった事。
ボビーは自分で絵を描く事なんてない子なんです。

ボビーの場合、"draw"と"write"の違いがわかっていないから、"Draw a face."と言うと、"F-A-C-E, FACE!"って字を書いてしまいます。しかもFACEを全部同じ位置で殴り書くので読めません。

そこで私が見本を描いて、その横に描かせました。

小さい頃からこれは何度もやってきました。なので全くできないわけでは無かったのですが、補助無しでここまで普通の大きさと配置で描けたのは初めてです!

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まだ「eyes, nose, mouth, ears, hair」と言ってあげないとできません。でもボビーにしてはかなりの進歩!
次にオット君が、見本無しでプロンプトだけで描かせました。

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耳が口の位置にあったり、髪の毛がヒゲになってしまったりはしましたが、描けたことには描けました。

他にも、三角や四角などの形は描けましたが、車は描けませんでした。何度言っても、C-A-R、CAR!と文字でした。

まだ家での滞在は1時間くらいで落ち着かなくなりました。床のゴミなどを食べ出したので、学校に戻りました。

学校のロビーに戻るなり、飾ってあったハロウィンの偽物のろうそくのデコレーションを掴み、思いっきり投げました。軽いものだったのでいいですが、


まだまだ家庭で見ていくには安全性の課題が多い子です。

24時間のケアが必要です。

それでも私とオット君は諦めていません。
この子は伸びる余地がある!


今回のハロウィンと家でのアクティビティーを通して、思う事がたくさんあるので、ブログに書いていきます。学校にもレポートを書きました。ペアレント・トレーニングの時に話し合っていく予定です。



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皆さん、クリッカートレーニングって聞いたことあります?動物を躾ける時に使えるテクニックです。こういう道具がペットショップで売っています。銀のとこを押すと、カチッという音が鳴ります。まず動物に、カチッという音を聞かせて、おやつをあげます。これを繰り返すと、 ... 続きを読む
皆さん、クリッカートレーニングって聞いたことあります?

動物を躾ける時に使えるテクニックです。
こういう道具がペットショップで売っています。
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銀のとこを押すと、カチッという音が鳴ります。

まず動物に、カチッという音を聞かせて、おやつをあげます。これを繰り返すと、動物はカチッという音が鳴るとおやつが貰えると学びます。

ここまで来たら、動物にやって欲しい行動を教えられます。

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実際、シェルドンにお座りを3日で教えられました。

今、試しにお手も教えてみています。
3日目ですが、今のところ、私がチョンチョンと足を触って促すと手を乗せるので、そこですかさずクリック、そしておやつという風にやってみています。

促さなくてもやるようになったら、たぶんできるようになるんじゃないかな?

実はこれはABAと同じなんです。

ABAは動物にやるやつなのか!って思うかもしれませんが、クリッカートレーニングは、実は人間にも使われています。特に技能訓練だとか、体操だとかで、正しい動きやポーズをした時に、コーチがカチッっとクリックする事で脳に覚えさすんですよね。

ユーチューブで調べると、例がたくさん出てきますよ。

実は前回の話に出てきた、アイビーリーグの博士号のBCBAに、クリッカートレーニングは自閉症児に使えるのか?と聞いてみた事があります。すると…

お母さん…実は私はクリッカートレーニングの研修を受けているところなのです。TAGteachという手法があるのです。

という答えが返ってきました。

BCBAというのは、ABAを使う時の計画や管理をするポジションの人なので、特に自閉症に限っているというわけでは無く、幅広く行動分析学の知識があります。

これはこの前紹介した、Verbal BehaviorのMary Barberaさんが、実の息子のLucas君に靴ひもの結び方をTAGteachで教えている動画です。

TAGteachのトレーニングを受けて、ノウハウがあれば自閉症児にも使えるらしいです。

タダね…私は思いました。
靴ひもとかなら、技能訓練みたいなもんだからまだいいけどさ。条件反射で自閉症児をコントロールするのって、なんかさ…。

これも例えば、その条件反射から始まって、次のステージ、自主的なところに行ける子ならいいと思うのよ。

ボビーみたいな子は、その条件反射に囚われたまま、余計に本当の内面にあるものが閉じこもったままになってしまう。

だから先生に言われるままやるだけのところから抜け出せなかった。
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"I want___."文に囚われたままになってしまった。

シェルどんは自閉症じゃないので、朝は私たちを起しに来るし、エサもねだるし、甘えてくるし、マイキーがおもちゃで遊んでいると見に来ます。
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ボビーとは違うのです。

私たちがボビーに望むのは、彼が自由な表現をし、幸せに生きる事です。

他にも調べて面白かった手法なんかも書いていきます。
お楽しみに~。



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最初のアニマルシェルターでいきなりやらかしたボビー!(その1はこちら)さすがにそこのスタッフに、「もうちょっと考えてみます。」と言って帰りました。譲渡の手続きは結構厳しくて、世話をするために十分な収入があるか、飼育環境や家族構成も判断の基準となります。ペ ... 続きを読む
最初のアニマルシェルターでいきなりやらかしたボビー!(その1はこちら

さすがにそこのスタッフに、「もうちょっと考えてみます。」と言って帰りました。

譲渡の手続きは結構厳しくて、世話をするために十分な収入があるか、飼育環境や家族構成も判断の基準となります。

ペットがいれば、当然、水やエサ、それからトイレも置くわけですからね。「ぶち撒けずにはいられない症」のボビーには無理か…。と言うか、
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そもそも、この子が大丈夫な猫がいるのだろうか?w

比較的規模が大きいシェルターも見ましたが、見つからず。

やっぱ動物も警戒するんですよ。

自閉症児の溢れ出るワイルド感に。
あの感覚の鋭さ…あれは野生の能力。
ムム!…こいつ…できる…!!みたいな。

これは範囲を広げて探すしかない。

そこでPetfinder.comで探し始めました。
もちろん条件は、"Good with kids"。そうしたら、

「地域猫のエサやりしている人のところにフラリと現れた、とてもフレンドリーで他の猫も犬も子供も全然気にしない子です。去勢もされていて健康。推定1歳です。」

ってのを発見。良さげ!

どこに行けば見られますか?と問い合わせると、PetSmartチェーンのペット用品店。

聞いたことがあると思いますが、米国ではほとんどもうペットショップに犬猫売っていません。
子犬や子猫を売るために繁殖している業者は問題になっていますよね。徐々に法律的にも販売禁止になってきているようです。

代わりにペット用品店には譲渡コーナーがあったりします。

丁度明日、シェルターから何匹か猫ちゃんが行くとこですって言われました。感じの良い方でした。ゆっくり話を聞いてもらえそう。そこで平日の夕方、家からは1時間かかる場所でしたが、家族みんなで向かいました。

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シェルどん、本当にネットに書いてある通り、めちゃくちゃフレンドリー!

ボビーを恐れていない!

オット君に言いました。
「もうこの子でいいと思うよ!」
「う、うん…。」
「何か嫌なの?」
「ううん…。」

オット君、こういう時になぜか優柔不断!
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たぶん頭の中は、本当に飼えるんだろうかっていう不安があったんでしょうね。

そこでシェルターの人にボビーの事を話し、「例えば家に連れてきた後に、もし問題が多すぎたらどうしたらいいですか?」と聞きました。すると「その時はすぐに連絡してください。また引き取ります。」と言ってくれました。

それで安心して申込書をその場で提出!

必要な用具、エサ、薬などを全部指示された通りに用意し、条件クリア!
1週間後にシェルどんが家に来ました。


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我が家に来た日!
まだ子猫っぽさが残ってる。


そりゃ色々ありましたよ~。
シェルどんもやらかしましたし、ボビーもやらかしましたし。

トイレ砂はもちろん狙われました。

最初はボビーはシェルどんのしっぽや耳を引っ張ろうとしました。優しく撫でるなんてできません。

それでもかわいがろうとはしているようでした。
なのでシェルどんは正式にうちの子になりました。

何年もかかりましたが、今はだいぶ優しく触れるようになりましたよ。最近は、家に帰ってくるとお互いに嬉しそうに頭突きで挨拶しています。
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彼らは言語でないコミュニケーションが成り立っているようです。すっかりセラピーキャットです。

そして現在のシェルどん。
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落ち着いた風格のある猫になりました。
みんなボビーに鍛えられる。

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今日はシェルどんが来た時の話です。2015年10月!ボビーが7歳、マイキーが5歳。そろそろペットがいても大丈夫かな~って話になってね。しかしオット君は犬が苦手で、すれ違うだけでオバQ!wホントにこの顔で跳び上がる。ボビーの方はもっと強烈。この世に動物など存在しない ... 続きを読む
今日はシェルどんが来た時の話です。

2015年10月!
ボビーが7歳、マイキーが5歳。
そろそろペットがいても大丈夫かな~って話になってね。

しかしオット君は犬が苦手で、すれ違うだけでオバQ!w
avatar_otto_01
ホントにこの顔で跳び上がる。


ボビーの方はもっと強烈。

この世に動物など存在しない!

くらいの無視っぷり。

お散歩の犬はもちろん、うちの周りなんか、リスやらウサギやらいっぱいいるし、鹿、ターキー、キツネ、コヨーテ、アライグマ、オポッサム、スカンク…色んな北の森の動物がいるんだけどね。

興味無し!

自閉症児の中には、生き物が好きで好きでっていう子も結構いるでしょう?人間には興味無さそうでも。

ボビーの場合は、人間はもちろん、動物は更に無視。
動物園に連れて行ってもこんな感じ。
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動物頑張れ。

それでも、おばあちゃんちの猫にはちょっと反応を見せてたんですよ。それで、もしかして猫を飼ったら、彼も少しは生物に興味を持つんじゃないだろうか?ってなったの。

ミラクル起こるんじゃね?って。w

夢見すぎ。

それで、まずは地元のアニマルシェルターを訪問しました。もちろん、そこの人に「重度の自閉症児です。」とちゃんと説明しました。すると「じゃあ子供も大丈夫な大人の猫がいいですね。」という話に。「この猫ちゃんなら大丈夫かな…。」という子を、ケージから出してもらったその瞬間です。

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猫の飲み水を床にぶち撒いた!

もちろんスタッフに謝り、片付けも手伝いました。

そうなんです。ボビーにはOCD(Obsessive Compulsive Disorder)、強迫性障害の症状がみられるんですよね。
自閉症だから
「こだわり」に入っちゃうのかもしれないけれど…そんな甘いものでは無く、

意思とは関係なく、もうそれをやらずにはいられない!

みたいなレベルのもあるのです。

ボビーは、ぶち撒けはかなりやるんですよね。これからブログで、伝説級の大惨事をたくさん書きますけど。

小さい頃から、積まれたブロックは最後の1つまで確実にぶっ壊す!というのもあります。(きょうだい児の辛さときたら!泣)
塗り絵はグチャグチャに塗りつぶす!とか。


私が料理を超効率化したのもそのためです。
だって鍋を置けないもん。危ないから。
作ったものもぶち撒けられたりね。

私が書く内容に、
「お母さん、もっとできることあったんじゃないの?」
って意見も出るのは本当に理解できるのですが、

たぶん実物ボビー見たら、


これはキツイわ。www

ってなる。

これがこのレベルの自閉症児がいる家庭です。
こういう問題が、彼の療育や学習の困難なのです。

簡単に「躾け」とか「親が頑張れば」で済むレベルでは無いのです。すでにそれ以上の事はしているんです。

やっぱりペットは無理なのか…。

でもシェルどんいるよね。
さてどうなったでしょう?


続く!

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家中マキビシだらけだよ。マキビシを見つめるシェルどん。そうそう。4月19日にブログ開設したばかりなのに、もう絵日記ランキングに載ったよ!http://blog.livedoor.com/category/612/?p=2私も令和ブレイクを目指すので応援してね!   ... 続きを読む
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家中マキビシだらけだよ。
マキビシを見つめるシェルどん。
cat fidget
そうそう。4月19日にブログ開設したばかりなのに、もう絵日記ランキングに載ったよ!
http://blog.livedoor.com/category/612/?p=2

私も令和ブレイクを目指すので応援してね!

  

実際、SNSに上のスペリングで書いてたよ。(猫写真と共に。)シェルどんは、本当に楽な猫です。小さな子供、他の犬猫にも動揺しません。セラピストやビジターが来ても隠れるどころか、玄関にお迎えにいく子です。自閉症児のボビーも、なぜかシェルどんとはコミュニケーション ... 続きを読む
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実際、SNSに上のスペリングで書いてたよ。(猫写真と共に。)

シェルどんは、本当に楽な猫です。
小さな子供、他の犬猫にも動揺しません。セラピストやビジターが来ても隠れるどころか、玄関にお迎えにいく子です。

自閉症児のボビーも、なぜかシェルどんとはコミュニケーション取れてます。セラピーキャットかも。

sheldon01