Saltbox|エクストリーム自閉症育児絵日記

オット君は米国人。私は在米トータルで14年くらい。長男ボビーは重度自閉症児。次男マイキーは今時の小学生。保護猫のシェルどん。これが私の家族。米国東海岸郊外の普通の家族。

カテゴリ: YouTube

前回、私が視聴者60万人を超える子供向けユーチューバーである事を書きました。(こちら)今日は、ここに至った話、そして今現在、英語圏の子供向けユーチューブチャンネルが危機にある話をします。まずはここに至った話です。これは私がアメリカの書店イベントでもする話で ... 続きを読む
前回、私が視聴者60万人を超える子供向けユーチューバーである事を書きました。(こちら

今日は、ここに至った話、そして今現在、英語圏の子供向けユーチューブチャンネルが危機にある話をします。

まずはここに至った話です。これは私がアメリカの書店イベントでもする話です。(そのプレゼンで使ってる絵をそのまま載せます。)
read for tony
ボビーは小さい頃から、絵本を読んでくれない子でした。どんなに人気の本でも、どんなに楽しく読もうとしても、ご褒美上げたり、褒めたりとかしてもダメ。

「読むところまでいかなくても、指差しをしてお話をしてあげて。」とか、先生やセラピストのアドバイスを受けて毎日のように続けました。ところが10秒も一緒に座っていられない状態でした。というのも、

ものすごい拒否するんです。

上のイラストでは絵本を押し返しているだけですが、実際は、本は手から奪われ、投げられ、ビリビリにされ、下手するとページを食べてしまいました。もちろん、先生もセラピストもできませんでした。

興味のある本なら…と本屋さんに何度も連れて行きましたが、本屋さん自体が苦手でした。元々ハイパーレキシア(過読症)っぽい症状があった子なだけに不思議でした。本は、逆に情報過多になってしまうのかな?という印象もありました。

日本語の番組は、ピタゴラスイッチくらいしか見てくれませんでした。普通の子が興味を示すようなアンパンマンやおかあさんといっしょなども全て無視。ディズニーだろうが、人気アニメだろうが、トーマスだろうが、全く興味を見せませんでした。

ボビーが小さい頃はまだスマホはありませんでした。YouTubeには当時はまだ幼児向けのコンテンツはそれほどなくて、初期のSuper Simple Songsだとか、英語の先生が作ったようなのがいくつかある程度でした。あとは多少英語の番組が見られました。パペットやクレイアニメはなぜか観てくれることがありましたので、セサミストリートやガンビーを観ていました。でもそれも数分と持ちませんでした。

全く絵本を読もうとしない…どころかテレビも映画も興味無い、おもちゃでも遊べない、普通の子なら好きそうな食べ物も食べない…だって話が通じない…そしてモチベーションも無い…。

「療育」って、普通に想像するようなレベルでは越えられない何かがありました。

そこでモチベーション探しをしました。
ある日、図書館で紙芝居を借りてみました。絵本は隣に座って一緒に覗かないといけない。そしてページをめくらないといけない。そして読むための文字が書いてある。でも紙芝居は違う。
私の顔は絵の後ろ。文字は書いていない。
話は勝手に進む。でもテレビとは違う。もっと単純。

試してみると、絵本よりは少しその場が持ちました。でもこの子にはストーリーを理解する能力はありません。興味も示しません。すぐにどこかに行ってしまいます。

この子でもわかるレベルのものは無いのだろうか…。

丁度この頃、YouTubeで見せたいくつかの動画や番組を通して気が付く事がありました。幼児英語の先生が作ったようなシンプルな動画への反応は良いというところです。

watch for tony

そこで思ったんです。
自分で作ってみようと。
構想を練り始めたのは日本にいた時ですが、渡米して新生活が始まった頃、とうとうチャンネルを作りました。

その時は普通のお絵かきソフトとプレゼンテーションソフトのみしかありませんでした。でも「デジタル紙芝居」程度なら作れる!そう思いました。

自分たちで撮った写真や単純なイラストを使って、スライドショーを作りました。家にあった古いキーボードとエレキギターで音楽を作りました。

どうやって頭を洗うかとか、動物ABCとか、家にあるものの名前フラッシュカードとか、どうやって滑り台を滑るかとか。


ボビーはあまり興味を示してくれませんでした。笑
多少は見てくれましたけれどね。
それよりも意外と、普通にみんな観てくれて、いいコメントを貰えるようになりました。視聴者が徐々に増えていきました。

で、ある日。私がなんとなく作ったこれが、

爆発的に観られるようになったんです。

当時、オット君はサラリーマン、私はマイキーがプレスクールにいる午前中の数時間に動画を作るようになりました。

子育てと療育で大変な日々で、生活が楽でない事もありました。オット君に「お前も稼げればいいのに!」なんて言われて悔しかったこともありました。

なのでこれで稼ぎました。笑


もはやボビー関係無し!

面白い話でしょう?

ただですね。今、実はピンチなんです。

詳しいニュースはこちらですが、


YouTubeって子供に不適切な動画が多いじゃないですか?
明らかにクリックさせるだけが目的の大量生産動画とか。あとは子供を使っておもちゃを開けさせる動画で稼いでいる人とか。それを見て喜ぶおかしな大人とか。これに対し、とうとう政府が動き始めたんです。

私も親であるので、YouTubeがこれらを放置したことは責任があるし、政府がどうにかするのは当然の事だとは思います。

しかしこのために、まともにやってきたクリエイターたちも、巻き添えで打撃を受ける事になってしまいました。ここ2週間くらい明らかにアルゴリズムがおかしなことになっているんです。すでに完全に排除されてしまったクリエイターもかなりいるようです。

うちは今のところは辛うじてやっていますけれど、どうなる事やら…。

ちなみにフェイスブック、Roku、AppleTV、FireTVでも観られるようにはしているのですが、一応YouTubeがメインですからねえ。

というわけで、もしよければぜひチャンネルにお越しくださ~い!

YouTubeリンク:The Kids' Picture Show

そうそう。ロゴは紙芝居の枠なんですよ!
そこから始まったチャンネル…存続できるといいです。


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さて、とうとう私の正体を明かす時が参りました!タイトルの通りです。私は有名ユーチューバーなんです!英語教育に興味のある方は「これ知っている!」ってなる方も多いと思います。米国でも「このチャンネルの人です。」って自己紹介すると、「え!!ウッソー!!子供にめ ... 続きを読む
さて、とうとう私の正体を明かす時が参りました!

タイトルの通りです。

私は有名ユーチューバーなんです!

英語教育に興味のある方は「これ知っている!」ってなる方も多いと思います。米国でも「このチャンネルの人です。」って自己紹介すると、「え!!ウッソー!!子供にめっちゃ見せてるー!」ってなるレベルです。

わかりやすいようにいきなりリンクつけます。

The Kids' Picture Show



1番人気の電車動画は、今日の時点で38,000,000 viewsを越えています。もう1つ有名なのが車シリーズ。



上にあげたのは、トラックコレクションですが、働く車、様々なタイプの車、スポーツカー、膨大なピクセルアートの車のシリーズがあります。



これは緊急の車シリーズです。"Book Version"となっていますが、実はこのビデオに合わせた絵本を出版しております。子供が食いつきやすいYouTubeから、読みに興味を移せるように、と作りました。

自費出版ではありません。大手出版社、Penguin Workshopから出している本格的なボードブックです。日本のアマゾン、書籍ストアでもお買い求めいただけます。書店でのお取り寄せも可能と思います。(東京の丸善には一時期置かれていました。)


絵本のAmazonリンク:KIDS' PICTURE SHOW: VEHICLES

絵本はもう1つあります。


人気の動物シリーズです。
絵本のAmazonリンク:KIDS' PICTURE SHOW: ANIMALS

というわけで、たまに地元の本屋で読み聞かせイベントなんかもやってます。

どうしてこんなYouTubeチャンネルを始めたのか。
これからブログで少しずつ話していきます。


ピクセルアート以外も色々あります。
例えばこれは子供英語に役に立ちます。



小さい子やボビーみたいな子が、朝にやる事をビジュアルで理解し、聞き、読み、発語できるように工夫しました。音楽も私が作ったものです。声はオット君ね。

これもおススメ!3D!


自動車大好きな子が学べる算数!



形を学ぶのはこれ。


これは基本的な単語を読むシリーズ!


それから野菜!


現時点で300を超える動画があります。
常に文字を入れ、色やデザインも見やすいように心がけています。

「蓼食う虫もテキサス」のカイエさんが紹介してくださいました!


動画の内容、構成も工夫し、お子様と一緒に声を出して楽しめるようにしています。

幼稚園や小学校低学年の先生から、「学校でも使っています!」なんてメッセージを頂くこともよくあります。リクエストも多く、できるだけ皆様の期待に沿えるよう努力しております。

ぜひご覧ください。



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