Saltbox|エクストリーム自閉症育児絵日記

米国東海岸の郊外の一家。 難易度高めの自閉症児ボビー、オモシロ定型児マイキー、マイペースなオット君、保護猫シェルどん、そして私、Cheeは自由過ぎてエクストリーム!

カテゴリ:ボビー > スピーチ

ボビーはマムと呼んでくれません。こんな風になりがち。なのでこうする。なんか言ったが聞こえない。だが確実にマム以外の何か。何なんだよ、おい。ゴリラとかだったらどうするよ。ボビーは小さい頃から、なぜか本人の前でマミーもダディーも言わないんです。もちろん、写真 ... 続きを読む
ボビーはマムと呼んでくれません。

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こんな風になりがち。
なのでこうする。
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なんか言ったが聞こえない。

だが確実にマム以外の何か。

何なんだよ、おい。
ゴリラとかだったらどうするよ。

ボビーは小さい頃から、なぜか本人の前でマミーもダディーも言わないんです。もちろん、写真と本人を使い、ABAセラピストと100万回くらい練習しましたので、言葉は知っています。訓練ではできるんです。

でも実践では使わない!

「マム」は放送禁止用語のような扱い。w

と思ったら、私たちがいないところで、マーミー!ダディー!と言うのは、先生たちは聞いているんですよね…。

6歳くらいまでは、人の顔の判別が実際難しいようでした。他のお母さんと私を一瞬間違えたり、私がメガネをかけると誰だかわからなくなったりしました。

今はだいたい大丈夫ですが、写真だとマイキーと自分の判別がついていない事があります。まあ兄弟だから似てるしね。

仕方が無いのでこうします。
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先日話したVerbal Behaviorでも、こういうテクニックを使います。最初のステップでは、子供に間違う隙も与えずに、よくできました~にしちゃうのね。

ボビーのような子の場合、このくらい手取り足取りになるんです。何から何まで。

そうやって何百万回も訓練してきたボビー。

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次の日はまた最初に戻る。




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いや~、日本の台風…皆さんの無事を願うばかりです。アメリカもカリフォルニアの山火事、そしてうちの地方でも実はNor'easter(ノーイースター)という北大西洋に起きる暴風になっております。というわけで慌てて私も買い出しに…ドラえもん(ダークver.)昨晩、湿度も気圧 ... 続きを読む
いや~、日本の台風…皆さんの無事を願うばかりです。
アメリカもカリフォルニアの山火事、そしてうちの地方でも実はNor'easter(ノーイースター)という北大西洋に起きる暴風になっております。
というわけで慌てて私も買い出しに…
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ドラえもん(ダークver.)

昨晩、湿度も気圧も変で外はゴーゴー言っているし、夜中に一回起きたら眠れなくなってね。夜中にね。ちょっと気になる事を調べたの。それはね。昨日の記事の絵。これ。
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I want outside.
Car, please.


そうなんです。ボビーの喋り方ってこんな感じなのね。
日本語でもほとんど会話できない方って似たような話し方すると思うんです。
___ください。
みたいなのね。

だいたい普通の幼児教育でも療育でも、こういう基本の要求は最初に習得するでしょう?

”I want___."ってボードを持って来て、ブランクに絵カードを置かせて、文章を作る訓練とかをやるわけよ。

普通のABAは基本的に問題行動を抑えて、適切な行動を増やしていくっていう考えで、言語の方はあまり注目しないのね。だからこれで適切に答えているって事で、要求が満たされ続けてきたわけ。

言語聴覚士の方は、「ボビー君は、私たちが言っている事の意味がわかっていないから。」みたいな扱いをするもんで、私が「いやもうちょっと表現を広げて欲しい」って言っても、どうもバカ親っぽいポジションになってしまうんです。w

でもボビー、動詞も形容詞もかなりわかっているのよ!
私、意識的に、周囲の状態を表現する言葉を入れた話しかけはしてきたからね。なのに言わないの。

どうして言葉が繋がらないんだろう…。
眠れない暴風の夜…そこでネットでその事を誰か言っていないか調べたのよ。そうしたら、いた。

英語動画になってしまって申し訳ないですが、この人はBCBA-D(博士号がある行動療法士)で、しかもセラピストとしても、自閉症の子の母親としてもかなりのキャリアのある方です。そして大事なポイントはVerbal Behavior Therapy(VB)の専門家という事です。

VBとは何かと言うと、ABAセラピーと同じ手法は使うのですが、言語を引き出す方に注目しているセラピーって言ったらよいですかね?

実は私はVBについてはだいぶ前から知っていました。一度、すごく良いBCBAに出会えて、その人が教えてくれたんです。本当はVBがいいんだけどねえ、と。

でもいないのよ、これをできる人材が。今まで1人いたけれど、博士課程やりながらの人で忙しい。それにそんな人を雇うと思えばそれなりにお金もかかる。米国に来て、なりふりかまわず頑張っても、理想の療育は無いわけよ。

そんなもんよ、みんな。

で、動画の内容ですが、"I want"とか”I see" "That's a"とか、こういう一般的に文章によくつけるパターンのやつをcarrier phrasesと言うそうで、幼児教育でも療育でも、子供にセンテンスで言わせるためによく用いられると。しかし例えば、まだ発音がちゃんとできない子や、全てをそれだけで解決しようとしてしまう人の場合は、かえって悪い結果になってしまうそうです。

わかる。それ。

だってさ。日本人が英語をあんだけ勉強しても、会話の方がどうも苦手ってのこれだと思うもん。型を勉強し過ぎて逆に出なくなってるだけの気がする。ちょっとアホでブロークンでも何でも表現してく人の方が早い。(私)

んで、じゃあ先生どうするの?とビデオを最後まで見ていると、
では私の教材はこちら!だって。w
そんでサイト見たらメンバーシップ高え!無理!

でもね。ふと気が付いたの。先生の後ろにある本…そうだ!うちにある!VBの事知った時に買って一度目を通した本だ!

夜中にゴソゴソその本を探しまくりました。
ボビーは本を投げたり破いたりするから、あっちこっちに隠しててね。見つけるのも大変よ。w

あ、あったー!
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この先生の本だったのか…。
他の動画もいくつか観ました。まあ全部は納得いかないけれど、いいポイントはついてるなって感じで参考になりました。

どうせ嵐なので今日はこの本を読み直しています。
ボビーのタイピングプロジェクトに加え、ボビーの表現力も増やしていかなくては!

勉強して、自分なりに工夫してやってみた事も今後書いていきます。