Saltbox|エクストリーム自閉症育児絵日記

米国東海岸の郊外の一家。 難易度高めの自閉症児ボビー、オモシロ定型児マイキー、マイペースなオット君、保護猫シェルどん、そして私、Cheeは自由過ぎてエクストリーム!

タグ:ディズニーランド

皆さん、GWお疲れさまでした。子連れでテーマパークに行かれた方も多いのではないでしょうか?本当に大変ですよね。あれは修行。さて、もうタイトルで皆さんビビっているとは思いますが、うちのボビーは伝説級です。そこに至るまでの話をしましょう。2年前に日本に行った時の ... 続きを読む
皆さん、GWお疲れさまでした。子連れでテーマパークに行かれた方も多いのではないでしょうか?本当に大変ですよね。

あれは修行。

さて、もうタイトルで皆さんビビっているとは思いますが、うちのボビーは伝説級です。そこに至るまでの話をしましょう。

2年前に日本に行った時の話です。

我が家はディズニーに興味がありません。アメリカ人のくせに。

ウォルトの人生はなかなか面白くて好きだけど。

だったら行くなよって感じですが、アメリカのディズニーからは遠いところに住んでいるんです。だからわざわざ行く気が無くてね。東京に行ったついでに行ってみようぜと。子供が小さいうちしか行かないだろうし。

そんな人たちなので深く考えずに行きましたが、開園の8時に行って、普通に入ることができました。


とは言え、東京ですからね…想像以上に混んでいて、想像以上に平日の朝から若者だらけでした。

あいつら学校は?仕事は?
そんで勢いよく走っていく姿が見えました。


その時は、その時点で自分たちが敗北している事を知りませんでした。

ディズニーでは、列に並んでいる事が困難な障がいがある方は、受付に行くと、特別なカードを貰える仕組みになっています。

我が家はまずそこに行きました。どういう事かというと、列に並んでいられない時に、係員が待ち時間をカードに書いてくれるんです。それで列から離れても、その時間に戻ってくればファストパスの入り口から入れるようになっています。もちろん1つのアトラクションが終わるまでは他では使えませんから、他の人と待ち時間の条件は同じになります。悪くないサービスでしょ?

そしてそれを貰ってから、アトラクションに向かいました。


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しかし我が家はこんな調子です。ボビーは腰ひも付きです。命綱です。やっと人気そうなところに着いたら、すでに長い列ができ、ファストパスも取れない状態でした。

ここで悟りました。

この施設は、ハッピー子連れの夢の国じゃねえ!

うちみたいのとか、乳児、幼児連れの超低速、ウロウロモードでは完全敗北。勝ち負けの過酷な世界じゃねーか!

高い金払ったが、すでに帰りてえ!

しかし気持ちを切り替え、人気無さそうなアラジンとこ行きました。ボビーが乗れるレベルの乗り物をとりあえず探そうと。

お。いいのがあったぞ。あの魔法の絨毯がゆるく回るだけのやつ。2歳くらいも乗れるやつ。


これこれ、これでいい。(早くもテキトー)

それでもすでに30分待ちでした。
さて、例のカードを使うべきか使わないべきか…悩みました。

問題はここなんですよ。ボビーの場合は身体的な問題は、まああるっちゃあるんですが、見た目的には問題ないわけですよ。それよりも多動だとか、自閉症特有のわけわからない行動が問題なわけで、それさえ制すれば下手にウロウロするよりも、その場にいた方が楽だったりするわけです。

使わないで普通に並ぶ事にしました。

ところがですね…幼児も多いアトラクションだったので、泣き声や騒ぐ声がたくさんありました。私たちは全然構わないんですよ。
りらっぱりーされても平気な人たちですから。ただですね…ボビーが耐えられないんです。子供の泣き声に。

こうなりました。

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オット君とマイキーはそのまま並び、私は従業員にカードを見せ、一旦列から離れるけれど順番が来たらオット君のところに戻る許可を得ました。

順番が来て、絨毯に乗り込むよう促しましたが、ものすごい抵抗でもうダメでした。

乗り物が全くダメな子では無いんですよ。自動車や電車、いや飛行機の中でさえ、案外大人しいんです。動くものに乗るのが好きなんでね。そしてグルグル回転するのも好きですから、こういうのは小さい頃は大丈夫だったんです。しかしその場でひっくり返り…


「乗るんですか?乗らないんですか?」

従業員に促されるとこまでいってしまいました。
オット君たちはすでに乗っていたので、助けはいません。
案外ここの従業員冷たいんだな…と思いました。

仕方なく引きずるように出口から出しました。

このゆるーいのがダメって…もうどうなるんだよ。

もう悪い予感しかしませんでした。

(続く)