Saltbox|エクストリーム自閉症育児絵日記

米国東海岸の郊外の一家。 難易度高めの自閉症児ボビー、オモシロ定型児マイキー、マイペースなオット君、保護猫シェルどん、そして私、Cheeは自由過ぎてエクストリーム!

タグ:音楽教室

さて前回の続きです。作曲したいマイキーのために見つけた音楽教室の見学&面接に行きました。そこがとてもユニークでした。小さなレッスン部屋が6部屋ある、こじんまりとしたとこでしたが、お話を伺うとなんと400人以上のミュージシャンが講師として登録しているというので ... 続きを読む
さて前回の続きです。

作曲したいマイキーのために見つけた音楽教室の見学&面接に行きました。そこがとてもユニークでした。

小さなレッスン部屋が6部屋ある、こじんまりとしたとこでしたが、お話を伺うとなんと400人以上のミュージシャンが講師として登録しているというのです!

マイナーな楽器も色んなジャンル、スタイルもカバーしているらしいです。凄いでしょう?
どういうことかというと、例えば「ギターでカントリーの弾き語りがしたい」と言えば、ギターとカントリーボーカルトレーニングの両方できる人とマッチングしてもらえたりするんです。

でもまあマイキーの場合は、まずピアノの基礎から入るのが良いだろうとなりました。運営者2名とピアノの担当の方とお話をしました。

「質問がありますか?」と聞かれたので、

「どうしても間違いを繰り返したり、下手で進まないこともあると思うんです。そんな時はどうされるのですか?」と聞きました。


皆さん、子育てで経験ありません?
親としても、どう対応しようか悩むところです。なのでレッスン中にそういう事があったら、どうやって対応するんだろう?って知りたくなったんです。

そうしたら、意外な答えが返って来ました。

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はあ。

お母さん、音楽には実は「間違い」も「下手」も無いのですよ。
全てが音楽なのです。

なので私たちはそういった表現はしません。
音楽を楽しんで頂きたいのです。
1つ1つ指導していきますのでご心配なく。

え?
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なにこの差!

一緒に来ていたオット君が言いました。

僕もここで習いたい!

私も!


マイキーに夏休み前まで教えてくれた先生は指導がとっても上手でした。いかにも音大出身でクラシックやってます!って感じの先生ね。さすが凄いなあと思っていたら…

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ということで、旅立ちました。
やっぱ凄い人でした。


この夏から担当している先生はベーシストです。
何でも弾ける人みたいです。
レッスンは週1回ですが、徐々に課題も難しくなってきました。マイキーが、同じとこでつまづいていても、ネガティブな表現は絶対にしません。「いいね。じゃあここをこうやって練習してみよう。」みたいな言い方をします。

それでもマイキーがイライラした時もあります。でも、
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と、決して上から目線で無い指導をしてくれています。

おかげでマイキーは音楽を楽しんでいるようです。

我が家の場合は、マイキーにクラシックを上手に弾かせたい、とかそういうのではありません。

マイキーが作曲できるようになりたいと言うから、人生の楽しみが増えるようにサポートしているだけです。

だからここの音楽教室の方針がとても気に入りました。
アメリカは音楽にも自由さが表現されている国ですよね。ここでどうしてだか、本当にわかりました。

だって音楽に間違いは無いから!

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しかーし!


家ではこんなです。

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まあ気長にやりますわ。

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今年の冬の終わり頃でした。突然マイキーが言いました。この子は定型発達児ですが、私に似ているところが多く謎の行動をしがちです。悪く言えば移り気で落ち着きが無い。良く言えば、行動力があって前向き!どうしてこんなことを言い出したのかはわかっているんです。私はユ ... 続きを読む
今年の冬の終わり頃でした。
突然マイキーが言いました。
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この子は定型発達児ですが、私に似ているところが多く謎の行動をしがちです。悪く言えば移り気で落ち着きが無い。良く言えば、

行動力があって前向き!

どうしてこんなことを言い出したのかはわかっているんです。私はユーチューバーでしょ?
ユーチューバーは、音源もできるだけ自分でオリジナルで用意するんです。

私は音楽の教養が全くありませんが、家にはギターもベースもキーボードも電子ドラムもあります。そして音楽アプリも使います。簡単な音楽を作ったり、時には効果音まで作ったりします。





こんな感じで。笑
そんで音楽アプリのチュートリアルやキーボードのセットの仕方なんかの動画を、マイキーと一緒に見たりしてたのね。

そうしたらプロのシンセサイザーの氏家克典さんの動画とか、セイキンが作曲するのとかも出てきて、マイキーの目がキラッキラに!

で、どうするかなと悩みました。
というのも、私は実はマイキーの年齢の頃にちょっとだけピアノ教室に通った事があるんです。東京で。

いい思い出じゃ無いんです。

まあ思いっきり昭和の世界なんですけれど、私は2部屋しかない公営団地住まいで、貧しいとまでは言わないけれど、スペースにも家計にも余裕がある家庭では無く、もちろん近所迷惑になるようなものは置けず、家の中で遊ぶ時も音を立てると父親に怒鳴られるような生活でした。

あの頃って「ピアノは情操教育にいいのよ、オホホ。」みたいにやりたい母ちゃんが多かったのと、まだ「女の子はこういう教育しなきゃ。」みたいなのが強かったのがあって、小学校の女の子がかなりピアノを習っていました。みんなヒラヒラしたドレスを着て発表会を自慢していました。

私は昔から泥んこ遊びとスポーツの方が好きな子だったのでそういうのには興味が無かったのですが、当時、静かに過ごさないと親に怒られる生活の中、ラジオに片耳イヤホンつけて聴くのが好きでした。邦楽も洋楽もクラシックも聴きました。そしてある日、恐る恐る母に言いました。

「ピアノ習いたい。」

親は会議をしたようですが、オッケーを出してくれました。他に何にも習った事が無い私の初めての習い事でした。10歳だったかな。

あの頃ってなんだっけ?
バイエルとかいうあらびきソーセージみたいなのをやるのが主流でした。クラシックを聴くのは好きでしたが、私の頭の中はポップミュージックが流れていました。だからなんか「あれ?思ったのとちょっと違う」ってのはありましたが、とりあえず基礎レッスンを頑張りました。

「宿題」が出るのですが、うちにはピアノがありません。なので自分でカレンダーを切って貼り合わせたピアノを作りました。
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これなら音も出ないし場所もとりません。天才!
音は自分でタララーと言っていました。笑

でもね。先生も他の女の子もバカにするんです。
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特に小さい頃からピアノを習っている医者の娘がムカつく奴でした。

ある日「発表会」がありました。
私はコンサートで弾くなんてのはできないレベルだったので、ピアノ教室内のやつです。

私にはドレスもありません。弾くのもメリーさんの羊レベルです。すでにムカつく女子がクスクス笑っていました。

私は隠してあったものを取り出しました。

ピーーーーーーーーーー!

全力でリコーダーを吹いた!

そして、チャルメラとかアニソンとか野球の応援歌みたいのを吹き、ケタケタ笑いながら逃げ回った!爆

先生が真っ赤になって怒った!

そして二度とピアノ教室には戻らなかったとさ。

ちびまる子ちゃんのエピソードかと。

でもさあ。今はどうだか知らんけど、なんで日本ってこうなの?子供心にもおかしいと思ってたよ。

すぐ初心者の芽を摘むの。
人の身体的特徴や生い立ちを笑うの。
誰もが同じ条件で無いのは普通で無いの?
最初はできなくて当然じゃないの?

今でも「お受験」だの「就活」だの。
要するに、ご幼少の頃から全部お膳立てしてもらった奴、型通りの奴が有利な世の中。

まあ私はここから這い上がって東大の大学院入ってるけどね。そこでもバカにされたよ。ピアノ教室と同じ事を。そして私みたいな人は海外に出ていく。

そんな奴らに合わせる必要ねーからな!

とまあ、こんな感じの思い出があるので正直不安でした。

ネットで調べて、とりあえず子供も大人も通える評判の良いところにアポを取りました。

そこは全く予想外の音楽教室でした!

続く

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