今日はボビーを学校から連れ出す日でした。まだ学校から離れたところには行けませんから、近くのファストフード店やドラッグストア、スーパーマーケットが精一杯です。

今の私立学校に移り、今、メキメキと成長しています。ボビーに必要だったのは、安定した環境とスケジュールの中、体を鍛え、グループ活動することだったというのを、痛いほど実感しています。

ABA時代にこんな感じで、学習のトレーニングされてきたのが、
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いよいよ花開く時が近づいたのかもしれないと思っています。嬉しいです。

そして私たち保護者も、放ったらかしているわけではありません。実際の社会は学校内みたいな状況ではありませんからね。少しずつ一般社会に慣れさせていく必要があります。


週末に連れ出すのも、そのトレーニングの一環です。
今のところは、1時間から1時間半が限界です。

今日はスーパーマーケットに連れていきました。
駐車場などでは、まだ手をつないでいますが、安全な場所ではこうやって歩きます。
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学校がこうトレーニングしてくれたのです。
これは手をブラブラ、ヒラヒラして落ち着かない子にとても有効です。家族みんなでやります。
ここ重要!

子供にやれと言うなら、自分もちゃんとやる!
見た目変な家族でもヨシ!

スーパーでは、ボビーに少しずつお手伝いさせました。
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こんな複雑なこと、1年前は全然できなかったんですよ。まだ雑だし、他人のカートに入れようとしてしまったり、難しいんですけれど、ここまでできるようになりましたよ!

でもね。まあいつもの事なんですが、ボビーはよく周りに注意されます。
突っ立っているだけなら、むしろクールなイケメンボーイだからね。
障がいが見えないんだわ。

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でも、通路のじゃまになってしまったりね。
そんで「エクスキューズミー!」って言われてもさ。
それで解る子じゃないじゃん?
今日なんか、修道女みたいな人に言われたよ!笑

それからオット君がレジに並んでいる時も、中年男性に、「早く詰めろよ!」みたいな事言われたらしい。
(しかも障がい者向けの車いすマーク付いたレジで!)


私たちはね。もうこういう時は、いちいち謝りもしない。「ボビー、カムヒア。」って言うだけ。

それでも食って掛かってくる人がいたら、たぶんスーパーの店員にヘルプ求めるかな。実際はそこまでいったことないけれど。

それで更にもっとトラブルになったら、アメリカの場合、警察が来るだけだから。CNNが「障害者をおどしたクソ野郎」って報道するだけだから。

自分たちが変なリスク負う必要は無い。


というわけで、こんな子を連れていると、辛いことも多いけれど、逆に言えば、「ああ、人間こんな風にはなりたくないわ~。」の例をたくさん見られるよ!

え?
そんな見た目でわからないやつ、どうしろって言うんだよ?

簡単です。
誰にでも優しければ良いのです。
そういう想定でいてください。

だから、私たちも下手に謝ったり、怒ったりしないんです。だってその人たちにもなんか事情があるかもしれないじゃん?

めんどくさい時は適当に「すんません。」言うけどね。


学校に戻ってから、ボビーは自傷行為がありました。
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自分の頭を殴り、膝を地面に叩きつけ、シャツはボロボロにしてしまいました。
想定外の事が起こると、まだまだこんな感じです。
私たちが一緒に暮らせない理由です。たったの1時間ちょいの外出でも想定外はたくさん起こります。

学校のスタッフがすぐに助けてくれました。
私たちだって毎日一緒に暮らしたくて、本当は苦しくて苦しくて辛いんです。
でも彼が安全に社会に慣れていくには、大変な時間、そして努力が必要となります。

社会がもっと理解を示してくれれば…
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…そうしたら…、

みんなにとって暮らしやすい世の中になります!