最近、ヘラルボニーっていう会社が話題になっていますよね。

まだ聞いたことが無い方は、このForbes Japanの記事をぜひご覧ください。
「福祉をカルチャー化する」異彩を見出し、ファンを生む双子の実験

それからテレビでも取り上げられているようです。

日テレ:障がい者アート活用であらたな文化を

自閉症のお兄さんのいる双子の兄弟が、知的障がい者の才能をそのまま引き出してビジネスにしていらっしゃいます。

素晴らしい!

人間、みんな生活条件違いますよね。
社会的に有利な立場にある条件の人はいるわけですよ。そして流れはそっちを中心に作られがち。受け身でいたら弱者になってしまいます。

普通、弱者になりたくないじゃないですか。

知的障がい者だって、その家族だってそうです。

黙ってサービスを受け取ってありがたがっている方が「良い人」という考えは、いつも有利な方の立場から出てきます。政府や自治体がやってくれるのを、高い税金を払って待っていても、自分が生きているうちに享受できるかわかりません。

もちろん、本当に支援が必要な人のセーフティーネットは政府や自治体の仕事ですが、積極的に質を上げていくには、やっぱり「ビジネス」化じゃないかと思うんですよね。

民営化というと、モラルの面がリスクとして挙げられますが、まあ公がいつもモラル高いかというと…疑問です!w

米国の方ではどんな変化が起きているのかというと、ABLE Actというのが、2014年のオバマ政権の時に施行されました。Achieving Better Life Experience Actの略です。

日本でも同じような状態と思いますが、重い知的障がい者で障害年金貰って作業所などで働いている方の賃金…無茶苦茶低いでしょう?生活資金貰っているんだからタダ働きしてくださいシステム。

もし、あなたがこの立場だったら、仕事したいと思いますか?
一生懸命やったことが二束三文。生活の質は生きていくための最低限度。障がい者自立支援とか言いながら、モチベ上がらないこのシステム。あんまり自分で主張しない人達だから、それでいいと思っているのか。

おかしいよね。人権問題だわ。

そこで立ち上がったのが、全米ダウン症協会役員のサラ・ウルフさんです。当時31歳のダウン症の彼女は、法律事務所に13年、週3日勤務にもかかわらず、賃金が月700ドル。どうしてかというと、州から障害者用の生活支援金を貰うための条件が、収入月700ドル以下、貯蓄額2000ドル以下だから。会社は給料を上げてやりたくても、このルールのためにできない状態だったそうです。

そうなんです。ボビーもね。
彼名義ではお年玉も貰えないのよ。

ボビーの名義で貯蓄があったら、将来政府の支援を受けられなくなっちゃうからね。

可哀想でしょう…。泣

でもサラ・ウルフさんとダウン症協会が、政府に働きかけて通したABLE Actで、ちょっと流れが変わってきました。

ABLEアカウントに、年間15,000ドルの入金、最高で100,000ドルの貯金があっても、今まで通りの生活支援を受けられる法律になったんです。しかもそこに入れたお金には所得税がかかりません。

だいぶマシになりました。
この限度額を超えてしまっても、一時的に生活支援金が貰えなくなるだけで、また下がった場合には支援が始まるようです。

ボビーみたいな人の場合は、サラさんのような事務所勤めなどは難しいかもしれませんが、何か芸術的な才能を発揮するかもしれませんし、もしかしたらタイピングを覚えて、面白いブログを書くかもしれません。
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もちろん普通にコツコツ働いて、貯金できるかもしれません。
そういったモノやコトが社会で評価され、彼ら自身、そして周りの人間もより幸せになる時代…
つい最近まで人権無視されてた人達が輝く時代がようやく来る!

これは自分も協力していきたい。

これからの人生も楽しみです。



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