ボビーの小学校には自閉症専門のクラスがありました。
これはアメリカの小学校にどこにでもある環境ではありません。
たぶん全米でもかな~り良い環境です。
しかも自閉症クラスは世界的にも有名なABA自閉症学校の監修、膨大なデータを元にした有名プログラムでした。管理も細かく正確です。学校に来るBCBAはそこから派遣されているアイビーリーグの博士号がある人でした。
どうよ。
もう公立学校としては究極じゃないかと。
これでもできなかったボビー。
天才。
いやいやできなかったんじゃないんです!
ABAのおかげでできるようになったことも、たくさんあるんです。ただね。7歳くらいになると段々と難しくなってくる。私が観察している限り、重度の子だけじゃなくて、高機能の子の方もそう。
要するにね。
ご褒美で釣れなくなってくんのよ。
ほらさ。よく早期が大事!脳がうんたら!って言ってるけど、私はもっと単純にこれだと思う。w
マイキーが2年生の時、高機能自閉症の子と遊んでいる時に、その子のABAセラピスト来たのね。
そしたらその子、家の前の茂みに飛び込んで隠れた。
そして「シー!チクるなよ!」のジェスチャーをマイキーと私に送ってきた。
なので、その子の母ちゃんとセラピストが探していても黙ってた。笑
しかし姉に見つけられ、うなだれて家に入っていった…。
もうこの子ABAいらんだろ。かわいそう。w
というわけでABA療育はお早めに!ってのは本当に正しいんです。
本来ABAはモチベーションさえうまく引き出せれば、普通の大人でも誰でも有効な手法なんですけれどね…。
学校はDTT(Discrete Trial Training・机上で訓練)もPRT(Pivotal Response Treatment・自然に発生する事柄で練習)もやります。
だいたいは、最初に机上やクラスで練習しておいて、その後、廊下や他の部屋でも同じ事ができるかの確認、そして次に先生以外の学校スタッフなどに協力してもらって、同じ反応ができるか、という感じでやります。
ボビーは9歳でも挨拶の練習とかやってました。

でもこんな感じ。自発的な挨拶では無い。
言わされてる感が半端ない。w
挨拶というコンセプトがまだわかってない。
でも記録としては一応答えたから、
「10回中8回できました!進歩です!」みたいになる。
この辺が私は納得できなかった。
だから普通に道を歩いていて知り合いに会っても、"Hi."って言えるのかというと、言えない。
たぶんABAが合っている合っていないは、この手法で汎化ができるかどうかだと思う。
この記事覚えていらっしゃいますでしょうか?

結局、今年からこのウィル君もボビーと同じ私立学校になりました。両親はとても聡明な方たちで、私たちと同じ経験をしてきました。ボビーの学校の保護者達の話を聞いていると、みんな同じような感じ…人一倍努力してきてさ。
そうそう。
昨日はボビーの学校の運動会だったんです。
お弁当は…

アメ弁!
ボビーは家族を見つけると、どっかに連れてってもらえるんじゃないかと気になってしまって、競技は上手くできなかったんですけれど、運動会が終わると色んな人にこんな事をしていました。

走って近づいて、いきなり前にピョンって飛び出すの。
わざとドーンって足で音立てて。
そんで相手の反応を見て、キャッキャ言ってんの!
こんなボビー見た事無い!
これは何気に本当の進歩じゃないかい??
他人の存在を無視しているから、誰も呼ばないし話そうとしないわけよ。
ところがなんと自分から相手の反応を見に行った!
なんか繋がったっぽい。
先生に聞いたら、最近始まったそう。
先生たちも一緒に同じような反応をしてノッてくれている。w
これがいいんだろうね。
まだ挨拶の言葉は言えないけれどさ。
これは挨拶だよね。

ね。シェルドン!


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これはアメリカの小学校にどこにでもある環境ではありません。
たぶん全米でもかな~り良い環境です。
しかも自閉症クラスは世界的にも有名なABA自閉症学校の監修、膨大なデータを元にした有名プログラムでした。管理も細かく正確です。学校に来るBCBAはそこから派遣されているアイビーリーグの博士号がある人でした。
どうよ。
もう公立学校としては究極じゃないかと。
これでもできなかったボビー。
天才。
いやいやできなかったんじゃないんです!
ABAのおかげでできるようになったことも、たくさんあるんです。ただね。7歳くらいになると段々と難しくなってくる。私が観察している限り、重度の子だけじゃなくて、高機能の子の方もそう。
要するにね。
ご褒美で釣れなくなってくんのよ。
ほらさ。よく早期が大事!脳がうんたら!って言ってるけど、私はもっと単純にこれだと思う。w
マイキーが2年生の時、高機能自閉症の子と遊んでいる時に、その子のABAセラピスト来たのね。
そしたらその子、家の前の茂みに飛び込んで隠れた。
そして「シー!チクるなよ!」のジェスチャーをマイキーと私に送ってきた。
なので、その子の母ちゃんとセラピストが探していても黙ってた。笑
しかし姉に見つけられ、うなだれて家に入っていった…。
もうこの子ABAいらんだろ。かわいそう。w
というわけでABA療育はお早めに!ってのは本当に正しいんです。
本来ABAはモチベーションさえうまく引き出せれば、普通の大人でも誰でも有効な手法なんですけれどね…。
学校はDTT(Discrete Trial Training・机上で訓練)もPRT(Pivotal Response Treatment・自然に発生する事柄で練習)もやります。
だいたいは、最初に机上やクラスで練習しておいて、その後、廊下や他の部屋でも同じ事ができるかの確認、そして次に先生以外の学校スタッフなどに協力してもらって、同じ反応ができるか、という感じでやります。
ボビーは9歳でも挨拶の練習とかやってました。

でもこんな感じ。自発的な挨拶では無い。
言わされてる感が半端ない。w
挨拶というコンセプトがまだわかってない。
でも記録としては一応答えたから、
「10回中8回できました!進歩です!」みたいになる。
この辺が私は納得できなかった。
だから普通に道を歩いていて知り合いに会っても、"Hi."って言えるのかというと、言えない。
たぶんABAが合っている合っていないは、この手法で汎化ができるかどうかだと思う。
この記事覚えていらっしゃいますでしょうか?

結局、今年からこのウィル君もボビーと同じ私立学校になりました。両親はとても聡明な方たちで、私たちと同じ経験をしてきました。ボビーの学校の保護者達の話を聞いていると、みんな同じような感じ…人一倍努力してきてさ。
そうそう。
昨日はボビーの学校の運動会だったんです。
お弁当は…

アメ弁!
ボビーは家族を見つけると、どっかに連れてってもらえるんじゃないかと気になってしまって、競技は上手くできなかったんですけれど、運動会が終わると色んな人にこんな事をしていました。

走って近づいて、いきなり前にピョンって飛び出すの。
わざとドーンって足で音立てて。
そんで相手の反応を見て、キャッキャ言ってんの!
こんなボビー見た事無い!
これは何気に本当の進歩じゃないかい??
他人の存在を無視しているから、誰も呼ばないし話そうとしないわけよ。
ところがなんと自分から相手の反応を見に行った!
なんか繋がったっぽい。
先生に聞いたら、最近始まったそう。
先生たちも一緒に同じような反応をしてノッてくれている。w
これがいいんだろうね。
まだ挨拶の言葉は言えないけれどさ。
これは挨拶だよね。

ね。シェルドン!

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コメント
コメント一覧 (7)
私も一緒にやりたい(笑)
楽しい気持ちでいてくれたら、嬉しいね
ほんとかわいい
特に給食がない夏休みの学童なんかで
キャラ弁はもういいからアメ弁のレシピ本やアイデア本がほしいです
アメ弁もっと流行らないかなー