何年もかかって探し当てた、自閉症児対応できるカリスマ歯科医の話がありましたでしょ?これこれ。

この人。w
今日は半年に1回の健診とクリーニングだったので、ボビーをまた連れて行きました。オット君も一緒です。
今回も凄かったよ!
まずね。クリニックには他の患者はいませんでした。
とっても静か。
しかしボビーはいつも通りウロウロはしていました。
ボビーは感覚過敏・鈍麻がある子なので、慣れない場所などではコートを脱ぎたがらない事が多く、この待合室でも着たままでした。
フードも被ったままです。
たぶんフードで音だとか光だとかそういうのがちょっと和らぐんじゃないかな。フード大好きなんですよ。
そこに先生が出てきて、落ち着いた静かな声で言いました。

すると何の抵抗もなくスルっと脱ぎました!
脱がせようとすると、凄く抵抗することもあるんですよ。ところが先生が言うとこの通り!
…せ、先生?なんか発してる?w
そしてコートを脱ぎ終わると、

エエエエエエエエエエ!
どういうこった~!w
そんで診察中もとっても静か…。あまりにも静かなんで、ちゃんとクリーニングしているのか疑いました!w
そこで、助手の方に中に入れてもらうと…

普通に、めっちゃいい子に磨かれていた。
先生、疑ってゴメンなさい!w
以前に診察室を見た時は、部屋がもっとガランとしていたと思ったのですが、今日見たら、真ん中に仕切りがあって椅子が2つになってました。でもまあ小児クリニックにしては、かなり簡素な感じです。
今回も虫歯は無く歯石を取り除くだけで済みました。
そうそう。我が家はアメリカ人のくせに家にソーダ類を置きません。ファストフードで飲む特別な飲み物扱いにしています。小さい頃から気をつけてきたので、今のところボビーは虫歯ゼロです。マイキーも乳歯にマイナーなのが2か所だけ。この3年はゼロです。
月曜の朝だったので、私たちの後も患者はいないようでした。なのでオット君と先生に質問しました!
突撃インタビュー!!
Q: どうして先生は自閉症の子をうまく扱えるんですか?
何か特別な方法ですか?それとも先生のキャラ?
A:

やっぱり!w
先生は言いました。
とにかく落ち着いて静かに伝える事です。
この子たちがどんなに奇妙な行動をしていても、彼らにはその理由がある。
こちらが丁寧に伝えれば伝わるのです。
そうだ…先生はボビーにも少ない言葉だけれども、幼児のような扱いはせず、静かに丁寧に簡潔に指示出している。
それから行動パターンをよく見て、先手を打っています。
例えば椅子からずり落ちそうなら、ずり落ちるような動きが起こる前に姿勢を直させるなど。
先生、普通にレベル高いセラピストじゃん、それ。
ラスベガスの催眠術師では無かったよ!

オット君が、必死に先生に色んな事を聞いていました。
同年代の男性でここまで上手にボビーを操っている人ですからね。
秘密を聞き出す大チャンスです!
…まあ簡単に真似できるタイプの人では無さそうではありますが、とても参考になりました。
ゆっくり落ち着いた声で、丁寧に解りやすく、相手を尊重して接する。
子供にも。自閉症児にも。
こう書いてみると当たり前に思えます。
しかし振り返ってみると、大人同士ではできていても、子供に対してはなかなか難しくないですか?
特に自分の子だと。
子供の方も親だと甘えるしね。
こういうとこなんだろうな。
親も頑張るんだけれど、どうしても先生やセラピストとは違う関係なのよね。
でもボビーももう11歳。しかも寮生。
重度自閉症でも自立心はいち早く育っている。
これから思春期を迎えて、反抗期を迎えて、更に親離れしていく…。
そろそろ私たち親の接し方を考え直す時期なのかもしれません。


この人。w
今日は半年に1回の健診とクリーニングだったので、ボビーをまた連れて行きました。オット君も一緒です。
今回も凄かったよ!
まずね。クリニックには他の患者はいませんでした。
とっても静か。
しかしボビーはいつも通りウロウロはしていました。
ボビーは感覚過敏・鈍麻がある子なので、慣れない場所などではコートを脱ぎたがらない事が多く、この待合室でも着たままでした。
フードも被ったままです。
たぶんフードで音だとか光だとかそういうのがちょっと和らぐんじゃないかな。フード大好きなんですよ。
そこに先生が出てきて、落ち着いた静かな声で言いました。

すると何の抵抗もなくスルっと脱ぎました!
脱がせようとすると、凄く抵抗することもあるんですよ。ところが先生が言うとこの通り!
…せ、先生?なんか発してる?w
そしてコートを脱ぎ終わると、

エエエエエエエエエエ!
どういうこった~!w
そんで診察中もとっても静か…。あまりにも静かなんで、ちゃんとクリーニングしているのか疑いました!w
そこで、助手の方に中に入れてもらうと…

普通に、めっちゃいい子に磨かれていた。
先生、疑ってゴメンなさい!w
以前に診察室を見た時は、部屋がもっとガランとしていたと思ったのですが、今日見たら、真ん中に仕切りがあって椅子が2つになってました。でもまあ小児クリニックにしては、かなり簡素な感じです。
今回も虫歯は無く歯石を取り除くだけで済みました。
そうそう。我が家はアメリカ人のくせに家にソーダ類を置きません。ファストフードで飲む特別な飲み物扱いにしています。小さい頃から気をつけてきたので、今のところボビーは虫歯ゼロです。マイキーも乳歯にマイナーなのが2か所だけ。この3年はゼロです。
月曜の朝だったので、私たちの後も患者はいないようでした。なのでオット君と先生に質問しました!
突撃インタビュー!!
Q: どうして先生は自閉症の子をうまく扱えるんですか?
何か特別な方法ですか?それとも先生のキャラ?
A:

やっぱり!w
先生は言いました。
とにかく落ち着いて静かに伝える事です。
この子たちがどんなに奇妙な行動をしていても、彼らにはその理由がある。
こちらが丁寧に伝えれば伝わるのです。
そうだ…先生はボビーにも少ない言葉だけれども、幼児のような扱いはせず、静かに丁寧に簡潔に指示出している。
それから行動パターンをよく見て、先手を打っています。
例えば椅子からずり落ちそうなら、ずり落ちるような動きが起こる前に姿勢を直させるなど。
先生、普通にレベル高いセラピストじゃん、それ。
ラスベガスの催眠術師では無かったよ!

オット君が、必死に先生に色んな事を聞いていました。
同年代の男性でここまで上手にボビーを操っている人ですからね。
秘密を聞き出す大チャンスです!
…まあ簡単に真似できるタイプの人では無さそうではありますが、とても参考になりました。
ゆっくり落ち着いた声で、丁寧に解りやすく、相手を尊重して接する。
子供にも。自閉症児にも。
こう書いてみると当たり前に思えます。
しかし振り返ってみると、大人同士ではできていても、子供に対してはなかなか難しくないですか?
特に自分の子だと。
子供の方も親だと甘えるしね。
こういうとこなんだろうな。
親も頑張るんだけれど、どうしても先生やセラピストとは違う関係なのよね。
でもボビーももう11歳。しかも寮生。
重度自閉症でも自立心はいち早く育っている。
これから思春期を迎えて、反抗期を迎えて、更に親離れしていく…。
そろそろ私たち親の接し方を考え直す時期なのかもしれません。
コメント
コメント一覧 (5)
健常児に対しても、あえて低く落ち着いた声で言い聞かせるとよーく聞いてくれることがあるし。
先生ほんとすごい!見てみたい!
歯石取らせてくれるなんてボビー君えらい!
定型発達って言葉の方が自分でしっくりきてますが、癖ついちゃった😣
普通の子供向け歯医者はキャラクターとか色合いとかゴチャゴチャしてるから自閉症の子によっては居心地悪いのかも。なるほどなぁ。