とうとうこのエピソードを書く事にしました。
とても辛かった話です。

そう…あの夏に必死で直して、秋からようやく住めるようになった家。引っ越し後も各種手続きで大忙しでした。


同じ通りの人たちには挨拶はしていましたが、まだ私たちは近所の人たちの事をあまり知らず、ボビーがどういう子かというのは、具体的には話していませんでした。

2軒先に小学生の子供3人がいる家があって、そこのお母さんとは少し話す機会もありました。

その年、初めて雪が積もった日。
オット君は仕事。ボビーの学校は休み。

子供たちは東京出身ですから、こういう本格的に雪なのは初めてです。折角だから雪で遊ぶかと、ボビーにコートを着せ、ブーツを履かせ、実質玄関状態のお勝手口を開けると、すぐにその場で雪を触りはじめました。
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ボビーは当時4歳ですが、精神年齢は0歳。
マイキーは当時2歳で精神年齢2歳。
マイキーはまだ赤ちゃんみたいでしたが、ちゃんと待っていられる状態でした。

ボビーは雪に夢中。
さてその間にマイキーのブーツを履かせて…と…
…半分履かせたところで、急にボビーが気になって顔を上げました。

…ボビー?え?消え…た…。

…大丈夫。慌てるな。フェンスならロープで縛ってあるじゃないか。
fence
当時、ボロボロのフェンスが家の庭を一周していました。子供はくぐれるようなやつでしたが、ボビーは運動の発達も遅く、一応脱出の阻止はできていました。
写真の金属の扉は私が取りつけました。

不便でしたが、正面玄関のこの出入口はロープで縛り、私の目の届くお勝手口側の出入り口のみを使う形にしていました。

ところが…

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なぜか開いていたんです。
心当たりがありました。

昨日の夕方来たFedEx!

そうなんです…たまに配達の人がロープをほどいてしまうんです。そうだよね…出入口縛ってるなんておかしいもんね…。

同時に私は完全にパニックになりました。

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私の後ろから、ブーツが脱げたマイキーが、ひよこみたいについて歩いているのも忘れて、自分の家の前の通りを行ったり来たり叫びながら走り回りました。

いない…。アメリカの家は、前庭と裏庭があるので、誰かの家の裏庭に入られたらもうわかりません。

ボビーはもちろん呼んでも反応がある子ではありません。

外は凍てつく雪の日。恐怖でした。

どうしたらいいの!?

この頃はまだ今ほど鍛えていなかったので、ゼーハーゼーハー、心臓と肺が痛くなるほどでしたが、必死で探そうとしました。

お願い!出てきて!

ダメだ…これ書いているだけで、涙出てきた。
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