とんでもない事になったボビー4歳の時の逃走劇のその後の安全対策の話です。

事件のエピソード1はこちら

その後、すぐ事件はクローズしましたが、これを機にソーシャルワーカーが、私が相談できるところを手配してくれました。

医療保険内でIn-Home-Therapyというのを1週間に1回使える事になったんです。

家庭での困りごと、州のサービスの手配や手続きを相談できるサービスです。

この記事に具体的に書いてあります。


彼らと相談しながら、少しずつボビーの安全対策をしていきました。

まず最初にやったのは、チラシ配りです。
Saltbox_00094
我が家には自閉症のボビー(年齢)という子がいます。
(写真)
話す事はできません。声をかけても反応しません。
私たちはできる限りの努力をしていますが、徘徊してしまう可能性があります。もし見かけたら保護し、911と私の携帯への連絡をお願い致します。
ご質問があれば、お気軽にご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
(自筆サイン)
名前、住所、電話、メール

みたいな内容です。

個人情報になるので悩むところでしたが、ボビーの安全のためには、近所に知らせるところから始めました。

まあ知らない人に配るわけにもいかないので、自宅から10軒先くらいまでの、顔を合わせた事がある人たちだけです。


あのガイル the ポリスマンの家にも配りました。w
奥さんもお子さん(当時は高校生)も、とても良い人たちでした。

親切なご近所さんの中には、
教えてくれてありがとう。大変ね。
何かあったら声かけてね。

と言ってくれる方もいました。

わざわざ手紙に自分たちの電話番号まで書いて、うちのポストに入れてくれた家も2軒ありました。

フェンスは1年半後くらいかな。新しいのを入れました。
fence
こういうのもすぐに入れたくてもさ。
経済的にきつかった…。でもやるしかなかった。
IMG_20191211_111835979
節約のために、ステイン塗料は自分で塗りました。
IMG_20191210_114521798
そしてこの表示をつけました。

サイドドアの方に配達お願いしますサイン。

どこで買ったと思う?

アマゾン!w
何でも売ってる!w

それからタイヤスイングを作りました。
IMG_20190511_072928046
古タイヤは貰って来ました。
IMG_20190511_072859771_HDR
夏はハンモックも。
砂場(プラスチックのカバー付きの箱)も設けました。これも子供が大きくなっていらなくなった家から貰ってきました。

ボビーが他の家に走っていかなくてもいいように、センサリーを満たすものを自宅に用意しました。バランスボールとかビーンバッグとか。

それからドアにはブザー。
IMG_20191216_112308091
訪問者はちょっとビックリしちゃうけどね。
ピンポーンっていう音の方に設定してあります


チェーンのやつは、ボタンを押しながらじゃないと外せないという難しいのにしてあります。

そんなのどこで買ったかって?

…密林。

それでも2年後にこの事件が起きました。


この頃には私の方がソーシャルワーカーに教えてあげるくらい、安全対策の知識と工夫がある状態でしたけれどね。体もだいぶ鍛え始めてましたし。

それでも難しいのが多動系の自閉症の子なんです。



今はこれを首にかけてくれるようになりました。
IMG_20190929_173331258
Bluetoothでピンポイントで場所がわかるやつ。

だいぶ徘徊は減りましたけれど、常に声掛けをしなければ、意識が急にどこに行くかわかりません。
Saltbox_0051_2
なかなか近所の人に言えない家庭も多いと思います。

「あれ?」と思ったら、ちょっと様子を見てくださると助かります。そこからどうしたら良いのかな?

おかしいと思ったら警察に連絡というのが一番ですかね。お店などがあれば協力してもらって、できれば事故防止のために、安全な場所に留まらせておいた方が良いかもしれません。

Autism Speaksに興味深い記事がありました。


自閉症の子をもつ親の半数が4歳以降に逃走を経験している。

多くは交通事故や水の事故ギリギリを経験。

研究者が同じ家庭での兄弟の比較(言ってみれば自閉症児ボビーと定型児マイキーの比較)をしたので、

親の教育のせいでないというのは証明されている。

親はかなりストレスに晒されているのに、その半数は安全対策の協力を全く得られていない。

コミュニティーの自閉症への理解と教育が必要であると。

みなさまご協力よろしくお願い致します。
Saltbox_0032_8
にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ