ボビーの学校のホリデーコンサートに行ってきました。

ボビーのいる自閉症の学校の生徒のほとんどは、言葉があまり出ない子です。中にはよく話せる子もいますが、普通の学校の特別教室でやっていくのが難しい子ばかりです。そういう子じゃないと逆に入れない学校です。


それでも、毎年たくさんのイベントをこなします。きっちりしたスケジュールの中、先生たちは一歩一歩前進できるように教え、リハーサルを何度も何度もします。

家族は一生懸命応援します。学校にはこれが身内の大事な役割と説明されています。自信、達成感、モチベーションに繋がるからです。先生も保護者も、お互い身内のような愛情で生徒たちを大事にしています。

いい学校でしょう?

この記事にも書いてあるけど。


公立学校の時は、「インクルーシブ教育」とかいいながら、いつも合唱コンサートで2分で退出させられていました。仕方なく控えの教室に行くと、そこには1分で退出させられたウィル君のお母さんが、哀しそうな笑顔で迎えてくれてました。

ウィル君の話はこれ。


みんな簡単に「インクルーシブ教育」って推してるけどさ。私はこれは気を付けた方が良いと思ってます。

個人によるよ。

障害の重さの問題じゃないのよ。特に発達障害の場合、知能や言語能力が高くても、辞めといた方がいいケースって多いと思う。

定型発達児に無理やり合わせさせて、自分は違うというのを再確認させられて、できないと放り出されて、自信を失って、本人も親も先生も苦しい思いをする「インクルーシブ教育」ってなんなん?って話。

私は、ボビーは自閉症専門の学校に来て、やっと自分と同じような子たちの中で本当の「インクルーシブ教育」をしてもらえるようになったと考えています。それでようやく開花してきているわけです。
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で、今年のホリデーコンサートはどうだったのか…。

…大惨敗。

言い方悪いけど。
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こういう子たちだから、もちろん先生方が後ろでサポートしているんだけれど、ボビーだけった。

全校でステージで大泣きして、ベテランの体の大きな先生の手取り足取りになったの。

…実は今年の運動会でも、逃走、ひっくり返り、夏休み前のコンサートでも泣いてうまくパフォーマンスできなかった…。初めてじゃないというか…毎回こうなる…。

私はオット君に言いました。
「見ているのが辛い。」
オット君も言いました。
「僕も。」

なんで?涙

なんでうちの子だけ…そりゃ他の子もたくさんサポートが必要なんですけれど、一応イベントをそれなりに楽しんでいるんです。

ボビーは、自分が何をやっているのかわかっているんだろうか?イベントという認識はあるのだろうか?

そしてステージに上がる段階になったら、泣き叫び始めました。
「最悪だ―!!」
みたいなリアクションで…そんな子はこの学校でさえ、ボビーだけでした。

コンサートの後、ボビーを押さえていてくれた先生と、私たちと毎週ミーティングするペアレント・トレーニングの先生に、ガッカリした旨を伝えました。

先生たちによるとリハーサル時にはできていたそうです。きっとたくさんの観客がいるから…と先生は言っていましたが、私とオット君は何か別の事だと思っています。

そこじゃない。

家に帰って、正式に学校にこの事についてのミーティングを要請しました。

ボビーができる事もやらないというか、できなくなってしまう原因…どこかにヒントがあると思うんです。感覚過敏や鈍麻でなく、脳のプロセスの何か…そんな風に見えます。

ボビーの1学期のレポートが来ましたが、それもボビーは何一つ自主的にできていないんです。全て先生のプロンプトと手取り足取り…ごくごく簡単な事も。できるはずの事も…。

…親はどうしたらいいの?…障害の受容なんてとっくにしている。その一方で希望を持って、子供を応援しないといけない…。

でもどうやって…。涙




母ちゃんが絶対に探してやるからな!
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