先週の金曜日は実は大変でした。
朝10時ごろでしょうか。家族も朝のルーティーンを負え、ボビーには地下室のテレビで、ネトフリのトーマスを見せながら、それぞれSaltbox_00138
仕事や勉強している時です。

うわあああああああ!
地下室から尋常でない叫び声が聞こえてきました。
癇癪とも違う。
オット君は今はサラリーマンなので、なかなか席を立てません。私が駆け付けると、
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ボビーが泣きながら、胸を指さし、私に触らせようとするんです。普段滅多に指差しできない、逆さバイバイの子がですよ。

胸を触ると、心臓がバクバクいっていました。「Does it hurt?」「Yes.」「Are you ok?」「Yes.」「How do you feel?」「Yes.」…こんな子なので症状も何もわかりません。シャツをめくってみましたが、赤みは無くケガがある様子も無く…。

も、もしや…!

オットくーん!ちょっと来て~!

オット君の前でもう一度聞きました。

Are you sick?

実はなぜかこのフレーズは理解しているっぽいんです。
歯が抜け変わる時によく"I'm sick!"って泣きついて、私の手を口に当てることがあったんです。

Yes.

Where?

するとまた私の手を取って、みぞおちのあたりに当てました。

オット君?肺…じゃないよねえ…どうする?

えっ、ええええ…どうしよう…でも肺じゃないっぽいよね…。

心臓?胃?何!?

今救急に連れてくのもリスク高いし、ちょっと様子見るしかないか…。

分かった。とりあえず学校のソーシャルワーカーに報告して、万が一の手続き聞いてみるわ。

ソーシャルワーカーとペアレントトレーニング担当宛てでメールすると、すぐに返答がありました。何かあったらすぐに担当医に連絡し、次のステップを聞いてください。検査できる場所のリストを添付しておきます!

ボビーの学校のスタッフは素晴らしいです。
おかげで私の心臓のバクバクが収まりました。

ボビーは一旦落ち着きましたが、かなり疲れた様子を見せていました。そしてまた、
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とシャワーを要求しました。半泣きで。
例の
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がまた始まりました。
万が一に備え、バスルームのドアを開けて、目の前で待機しながら(実はほとんど毎日ラップトップPCを持って歩いて、ボビーを見張り続ける生活しています)、どうしたもんかと考えました。

実はその日はボビーはほとんど眠らなかったんです。明け方の1時間くらいしか。オット君も起こされたりはしましたが、私が犠牲で起きていました。

もしかしたら、シャワー浴びたい執着で1日に30回くらいシャワーを浴び、眠りもせず、朝になって疲れ果てて、動悸があったんじゃ…。

もしくは、床に落ちているものを食べてしまった。
何食べるかわからない子だから。

家庭で見るには限界のある子です。

このまま様子を見守って、いざとなったら私が救急で走ってボビーと一緒に隔離される覚悟でいるしかないだろう。オット君とそう決めました。

ボビーは自分でシャワーを要求したのに、ヘナヘナとバスマットの上で眠ろうとし始めました。
なのでどうにか服を着せ、ベッドに誘導しました。
すると…

バタンキュー!

倒れるように眠ってしまいました。しばらく観察していましたが、呼吸も安定しているようでした。

良かった…。

熱も測りながらずっと観察していました。

よく自閉症の人は「感覚過敏」があると言われますが、ボビーの場合はそれもありますが、「感覚鈍麻」の方が圧倒的に目立つタイプです。

「感覚鈍麻」の方は、自己刺激が止まらなかったり、危険な行動をしてしまったり、半端ない多動だったりします。頻繁に飛び跳ねたり、大声を出したりね。社会的には「感覚過敏」の方が配慮されがちですが、こういうのもあると知って頂けるとありがたいです。

シャワーはたぶんそれです。危険な行為は止めないといけませんが、こちらはまだ寒いですし、温かいシャワーを背中に当てて気持ちがいいんでしょうね。まあ安全なものではあるので、下手に戦わずにピーク越えをしてしまった方がいいのです。

今、これを書いている間も、ボビーはシャワーで喜んでいます。30分に1回くらい浴びに行きます。
ピーク越えするかどうかってとこですが、昨日はよく眠ってくれました。最初の週にあったオネショも今週はありませんでした。

シャワーは一連の作業を自分でやれるようになりました。シャワーの温度調整もタオルも着替えも。付きっ切りでしたが、寮生活のおかげで、こちらの指導は最小限で済みました。

もちろんそれでもベチャベチャで出てきて、最終的には裏表や後ろ前で着ています。

家庭では、執着、こだわりは敢えて戦わず、「他の安全かつ有用な事柄に置き換える」という作戦が経験上割と成功しやすいです。

というのは、自然に作業療法をやっている状態になるからです。今のところは、「シャワーの一連の作業をやる」という課題まで来たので、これからは「裏表、後ろ前の服を直す」とこを目標にやっていこうと思っています。

例えば「飲み物欲しい!」も、
こういう濃縮のやつを、
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こうやって自分で作らせています。
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指が弱く不器用で、こんなのでも「チュッ」と押せないので、手の上から補助は必要ですが、自然な流れで作業をさせています。彼にとっては、ちょっと面倒な事を毎回させられるので、自然な収束を促すことにもなります。

また、シャワーの代わりになるものも使っています。
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これは医療用ブラシです。こちらの作業療法士さんに教えてもらったもので、肌を傷つけずに刺激を与えるものです。The Wilbarger Protocolという手法があるんです。

ボビーはこれで背中を撫でてやると落ち着きますが、シャワーの代わりにはならないようでした。

そして今朝もまたオット君が耐えられなくなるレベルの癇癪がありました。

つまり、オット君も癇癪起こしてる。w

私はブログではこんなキャラですが、実際の現場を見たらきっとみんな天使だと思うよ!(自称)

でね。
我が家が地下室で採用しているソファは、
IKEAのFLOTTEBO/フロッテボー
なんです。

これおススメ!ボビーがトランポリン代わりにしても、今のところ壊れてない!(我が家は今までソファは5台破壊されている)そして上で思いっきり鼻血ブーもされたけれど、カバー丸洗いできた。

これ!

ちょっと場所取り過ぎるけどね。

そしてね。

こういう使い方ができるの。
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インスタント「ハグマシン」!

自閉症者で天才のテンプル・グランディンが学生時代に自分自身のために開発した「ハグマシン」ってのがあるんですよ。強めのハグみたいなのが効くらしいのよね。落ち着くのに。

小さい子にはちょっと無理と思いますが、体がしっかりした小学生高学年以上なら使えると思います。

なんと…5分もせずに落ち着いた!

ソファの上にある青いのも、重さのあるブランケットなんですよ。それでは足りなかったですが、フロッテボ―の背もたれが効いた!

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そのまま寝た!

これ、この背もたれのみの販売ないの!?

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