前回、ボビーの感覚探求が行き過ぎて、シャワーをやたら要求するという話を書きました。


まるでパンデミックのようだと。

さて、その後どうなったかお話しましょう。
落ち着かない子供がいらっしゃる皆さまの参考になると思います。

私はほらボビーがこんな子だからさ。もう子育てに対しての想い(希望&絶望)が何十周もしちゃっててね。

さらに日米行ったり来たりのカルチャーショックも何周もしたわけですよ。

正直言うと日米限らず、親自身も周りも、完璧な子育てを求め過ぎなんじゃないかなと思っています。そしてその「完璧」は、住んでいる場所の社会的な尺度であって、自分たちの尺度では無い。

私自身、いまだに悩む事は多いですけどね。


私たちの州(マサチューセッツ)もとうとう9月まで学校無しになりました。長い戦いになります。ボビーの学校もオンライン授業や教材は提供してくれていますが、何せチャンピオン級の激しい子ばかりの学校ですから、どの家庭もそれどころじゃありません。

最初のうちは、それでもそれに合うように頑張っていました。しかし無理だと悟りました。

無理を「無理です!」というのは大事です。

ボビーの学校に「私たちのペースでやらせてください。私たちは親としてのスキルもありますが、子供の安全を確保する責任もあります。授業について行くのは無理ですし、今は安全第一なので、学校は親のサポートを中心にお願い致します。」とハッキリ言いました。

私の具体的な作戦もメールで送りました。

学校は「完全に正しい意見です。親へのコンサルティングを中心にしましょう。」と言ってくれました。

ボビーの落ち着きの無さは加速して行きました。
そうなんです。加速するんです。いつもそう。

シャワーを浴びる頻度がドンドン高まり、そのたびに行ったり来たり、着替えさせるのがめちゃくちゃ大変でした。10分置きくらいで。

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こういう重りが入っていたり、伸縮性で締め付けるベスト着せたりもしましたが、もう体が大きいんでね。足りないようでした。

そして速度マックスまで来ました。

もはや風呂場から出る事にさえ意味がなくなってきました。そして何度もシャワーを浴び、自身の体がついていけなくなりました。夜はヘトヘトになっていました。

それでも体の置き場所が無いかのように泣きながらも動きまわるんです。
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そこで低反発マットの薄いやつに、Yogibo、そしてweighted blanketを置いたら、自分でこういう風にして眠りました。

次の日からは、シャワーに対する執着が徐々に変異しました。
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暖房と換気をつけ、裸で座って、シャワーを浴びる事もなく30分くらい楽しそうに座ってるだけに!w

たまに突如ブチ切れるので、バブルバスのキャップ破壊されて掃除大変だったりしましたが、
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ピーク越えしたっぽい。

弱毒化したようです。

とにかく戦うのではなくて「共感」に徹しました。

わかった、わかった。やらずにはいられないんだよね。じゃあやろう。

その中で教育することにしました。

ドアは静かに閉めようね。タオルはかごに入れてね。歯磨きのコップは投げないでね。そんなレベルですが。


こんなボビーでも、よく見ていると、彼なりのスケジュールみたいなのはあるんです。だいたいこの時間になるとここに行く、これをやるみたいなのが。

考えてみると、私たちも猫も犬もそんなでしょ?
そういうものですよね。

「子供」、とくに発達障害がある子だと、親がコントロールし過ぎてしまう傾向があります。

果たしてそのコントロールは、子供の為なのか?それとも親自身の満足や不安、社会的プレッシャーからくるものなのか?

時々、自問自答しています。


マイキーは賢いので、理由を聞くと「なるほど。」という事はよくあります。

マイキーも学校の課題とオンライン学習やっていますが、できるだけ、彼を信用して任せています。結果、「自分で調べて学習する」という能力がついてきて、だいぶ楽になりました。

分からない時はちゃんと、「お母さん教えて!」とやってくるようになりました。大抵は、私は横で座っているだけです。口は出さず、間違っている時に変顔だけしています。


これが楽しいらしい。

独りでの学習は不安だけれど、私が合っている時にウンウンと頷く事で、安心して前に進めるようです。

ボビーも同じ。
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私に毎回許可取りに来る。
いいよ、と言って、ただただ見守る。

そういう信頼関係ができたのが嬉しい。
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