歯が欠けたシリーズ↓


歯が欠けてERに行ったボビー。


夕方になってオット君から電話が来ました。
ERが学校に連れ戻して良いと言ったと。

ホ。

歯の方は緊急の治療は必要ないけれど、歯科医にすぐに見てもらう事。

学校にはしっかり調査してもらう事。


という指導でした。

その後、カリスマ歯科医に連れて行きました。


今回もまた入口でひっくり返られました。
先生はいつでも直せる程度なので、今はとりあえずギザギザをスムーズにしとくだけにして、今後もう少し成長して多動が落ち着いた頃か、他の治療がある時に直そうと言ってくれました。


とりあえず深刻な状況で無くて良かったです。

ボビーみたいな子の歯科治療は大変なんで…。
たぶんこの歯医者がトラウマになってる。

そのすぐ翌日、オンラインで小児神経科の先生、学校のSLPとスタッフとミーティングをしました。

私は学校を責める気はありませんが、ここを指摘しました。

ボビーの様子に誰も気が付かない、ボビー自身も伝えられえないというのは問題だろうと。


いつもSLP(言語聴覚士)は、ボビーはボーカルと絵カードがコミュニケーションと主張するんですよね。

でもできていないんです。
ボビーはごく簡単な事でさえ声にできていない。

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痛いも、うるさいも、これキライ、とかも。
一切言わない。

じゃあそういう言葉が分からないのかと言うと、そうじゃない。

例えばね。つい一昨日ですよ。
土曜日にボビーが家に帰ってきた後、学校に戻すために車に乗せてエンジンかけようとしたら動かない。

一瞬エンジンかかったのに、シュイーンって止まっちゃってさ。

車に乗るのが好きなボビーは当然わけわからずにイライラし始めました。

AAA呼んだら、10分くらいですぐに来てくれて、バッテリーチェックしてもらえたけれど、どうもスターターじゃないかと。仕方なくレッカー車呼んでもらって待っていたんです。さらに30分くらい。

とうとうボビーは泣き出してしまいました。

車が壊れちゃったよ。動かないよ。おばあちゃんが車乗せてくれるから家で待とう。お庭で遊ぼう。

それでも


Car!Car!
って車から降りてくれませんでした。

なのでスマホのお絵描きツールに、指でこう書いて見せました。


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そうしたら、急にわかったみたい。

自分で指さしながら発声して読みました。
泣き止んで大人しくなりました。
3語文くらいで説明するとわかるんです。

そしてレッカー車が家の前に来たとたんに、車から飛び出て庭に行きました。

わかります?これがどういう事か?

ボビーはレッカー車の役割さえわかってるってことです。

これと同じ現象。


そして車が運ばれていくのを確認すると、ニコニコして家に入って行きました。

こういうのをSLP(言語聴覚士)にいくら言っても、ボビーは言葉が出るんだから声で話すべき、絵カード使うべきって言って、超ベーシックな言葉を延々とやるんですよ。幼稚園くらいから知っているような言葉を。


でも現実の生活では、上のような事が起きるわけですよ。
「車壊れたカード」なんて持ってないし、絵で表せないでしょ?
ぶつけたわけじゃないし。

イノベーションを起こしたくないのかい?

先生というのは、学校で習った通りに淡々とやるだけなのかい?

先生はそれでもいいかもしれない。
でも私にとっては自分の子の一生がかかっている。

今日は学区ともミーティングしました。

学区にも、ボビーのコミュニケーション能力が一番の問題で、問題行動もほぼ伝えられない事によって起きている。

せめてボビーが自分の困りごとを人に伝えたり、状況を理解してくれるレベルになってくれないと、安全に生活できない、現在はそこからはまだまだ遠いと伝えました。


学区も学校も真剣に聞いてくれました。

学校はボビーの「読み」の能力は優れているのを認めてくれました。もっとソーシャルストーリーを使って指導してくれることになりました。

学区はこの冬にボビーの能力の検査を行い、3月にその結果を話し合う事になりました。

歯が欠けた事件。

悲しい、悔しい事ばかりで、しばらく落ち込んでいましたが、また前向きに歩んで行くことにしました。

というわけで、今はソーシャルストーリー動画を作ってみようと思っています。

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