少し前に、東田直樹さんで知られるFC(ファシリテイテッド・コミュニケーション)という障害者の人権にかかわる危険な疑似科学を日本の厚生労働省や文部科学省でさえ平気で無視している件について、シリーズを書いたじゃないですか?

ここから始まり、


とうとうFCのトリックを見破り、


ここまで意見をまとめられるようになり、


今では、このブログはアメリカのFCの危険性を訴える団体に認知されており、元ファシリテイターさんとお友達になりました。
私の活動を応援してくれています。


そして、この元ファシリテイターさんをテストしたボストン子供病院のドクター、ハワード・シェーン氏の本を購入し、
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これに沿って色々試しているのが今の我が家です。



さて。どうしてこの本が凄いのか!

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最初からこういう前提で、どうしたらいいか書いてくれてる。

これがね。なんと、スピーチセラピストだろうが、ABAだろうが、OTだろうが、意外とちゃんとわかってないんです。

ボビーみたいな人は、ガチで言語プロセスできないのに。

いつの間にか、マイキーみたいなのが目標になっちゃうのね。そして無理させる。

どうしてこういう問題が起こるのかと言うと、

自閉症はスペクトラムだから~

って事にしちゃったから。医師たちが。

しかし現実の社会生活では、どう考えても、ひと昔の表現でいう「アスペ」と「カナー」では、問題点が全く違う。

いや、そこまで違わなくてもいい。

自閉症児の親のブロガーはたくさんいるけれど、ほとんどはある程度は喋っている子でしょ?

それって、ある程度まではマイキーみたいなプロセスができてるってこと。

私からすれば、

いやスゲーじゃん!

って人たちなわけ。
ボビーがそこまでできたら、もう私は自分の命をささげるよくらい。

だから正直、読むのが辛いんだ…。

そして喋れる子のケースは本当に凄いと気づいて欲しい…。

この本を書いた先生はですね。
本当に私たちみたいな層に、真正面から向き合ってきた人なんです。

面白い本ですよ~。

例えばね。
どうしてこういう子に手話を教えないの?
って思う人もいるでしょ?

もう一回この絵を見てください。
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手話は、
結局は普通の話し言葉の置き換えなんです。
文字や音で無いから、ある程度は助けにはなるけれど、ボビーみたいな人は、手話で文章が作れるわけじゃない。

そしてスペシャルニーズの教室で当たり前のように使っている、PECS、絵カード、ビジュアル化、スケジュール、色々ありますけれど、こういうのも実は「役に立つことが多い」というザックリした実験やデータはあるものの、「どんな人に」「どうやって」「どうして」「何が」みたいな具体的な事はまだまだ全然わかっていないそうです。

そういう話を、50年の研究の元にちゃんと書いてくれているんです。この本は。

そして更に、それでも今なお手探りでやっている事で、上手く行っている手法をこの本にまとめました~!

って内容なのね。

ボビーみたいな話せない中程度から重度の自閉症者が社会からネグレクトされてきたというのは、ここ10年くらい言われていますが、社会は相変わらずのネグレクトっぷりどころか、クソみたいなFC映画を称賛してやがる。

私の怒りが伝わった人は協力してください。


目から鱗の本です。専門家の方はぜひ読んでください。


この記事にもう少し詳しく書いています。

私は専門家でないですが、次にもうちょっとこの本の事を書きます。

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