前回、やっとクロームブックを手に入れた我が家。
日本でも今年から本格的に導入されたようで、同じだ~!って思われた方も多いのではないでしょうか?

しか~し!
ここからが違ってきます。


まずあの160名ネプチューン組の謎が残っております。
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保護者と児童、両方参加の事前説明会でそれがわかりました。

講堂に入ると座る位置を分けられました。
校長先生が5分程度の挨拶をサッとした後、言いました。

今座っている位置の後ろに4人ずついる先生方が、それぞれの組の担当の先生になります。
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右から、英語、社会、科学、そして数学の先生です。
この他に外国語、体育、音楽、美術などの専門教科の先生がおられますが、これは各自の選択で分かれております。

また、私のアシスタントが2名と学年担当のガイダンスカウンセラーがおりますので、わからない事はお気軽にご連絡ください。

これから、チームと名前順に合わせて、4名の先生方の教室を10分ずつ回っていただきます。そこで更に具体的な説明があります。

なるほど…そういう事だったのか。
先生数がすごく多いんだ。

その後の説明で分かったのはこういう事です。

1.ホームルームが無い!

2.時間割が個別。つまり組で分かれている教科もあるけれど、組関係無しに受ける教科もある。

3.各教室を自分で回る。なので教室にいる生徒はいつも一緒では無い。

4.その際にクロームブックを持って回る。教科書は無い。資料やノートをまとめるフォルダやバインダーは必要。

5.出席も進捗度も宿題も全てクロームブックで管理され、先生との連絡も簡単にできる。

6.親は学校のポータルサイトで、同じ情報を閲覧できる。連絡もそれを通すので、毎週チェックする必要がある。

7.成績は普段の授業、小テスト、宿題など評価を合わせた形になる。なので1学期で芳しくない数字を見て驚かれる方が多いが、達成できるように指導していくので心配しなくてよい。4学期ある。


8.生徒自身が責任を持って行動することが求められる。


avatar_chee_shockedそんなだったんだ…。

なんか大学みたい。
この前まで小学生だったのに。

avatar_chee_surprisedねえオット君、そういえば、ここは「ミドルスクール」じゃん?でも日本は「ジュニアハイスクール」じゃん?違いは何?アメリカの制度はこれが主流なの?いつからこうなったの?

avatar_otto_02え?知らないよ…年が違うだけで同じじゃないの?
待って。そっか言われてみたら僕は「ミドルスクール」に行ってのかあ。そんなん考えた事無かった。

avatar_chee_complain…自分で調べる。

どうやらこんな感じらしい。
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で、いつからこうなったのかと言う歴史を調べてみました。
こういう事みたいです。

1800年代は教育は8年生までだった。ほとんどの庶民はそれで学校終わり。そこで学者が7年生と8年生はもうちょっとアカデミックなのをやった方が良くね?って提案を1888年にし、そこから中学校という構想が出始めた。

1920年代に9年生まで教育できるジュニアハイスクールが増えはじめ、1960年には8割が中卒を達成できるようになった。ホームルーム、課外活動、部活動などで生徒の興味や適性を伸ばすなどの形態になった。

日本は今でもここ。

しかし1960年代半ばから発達の差も大きい年頃の画一的な教育、個人を見ない成績の付け方などに批判が出始めた。と同時に、9年生は高校の方が良くね?論も出てきた。そこでミドルスクールモデルができた。しかし依然としてジュニアハイ支持者もおり、議論を重ねる事になった。

そして1960年代後半から80年にかけて、紆余曲折しながら、教育の専門家だけでなく医師なども関わり、ミドルスクールのスタイルが確立しはじめ、次々と置き換わっていくわけです。

高校で落ちこぼれさせないためには、中学が重要と気が付き始めたのです。

ミドルスクールでは、生徒は以前よりも先生に手厚く見守られ協力的になり、学習内容もフレキシブルになり、より平和な環境で過ごせるようになりました。しかしながら、それだけ手厚くするには、中等教育に特化した教師が不足していました。また学業レベルの向上など課題は残っていました。

ところがこの5年くらいで、デバイス1人1台イニシアチブ(One-to-one initiativeまたは1:1)が一気に進みました。

先生方にとっても管理がしやすいらしいですね。

アメリカの教育のIT化構想は1990年代からあったらしいです。

ボビーが小学校に入学した2013あたりから、スマートボードやiPadが教室で使われるようになってはいましたが、小学生でもオフィスソフトを使いレポートやプレゼンを授業でサクサク作るようになったのは、割と最近じゃないでしょうか?

クロームブックの登場は大きいと思います。


こういうアメリカの個別指導と自立、自由な思考を育てる教育と目的がバッチリ合うんでしょうね。

日本の事も調べました。「GIGAスクール構想」と言うのですね。相変わらずの詰め込み教育、テスト一発評価&お受験教育もこれで変わってくるのでしょうか?


個人的には日本もデバイス配布が一気に進んだのを機に、アメリカが50年前にやってきた議論をやったらいいのにって思っています。

いまだにヤンキー中学校、先輩圧力、暴力教師、スパルタ部活、毎日のように顔や体型を笑う友達がトラウマです。涙

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